大阪府警富田林署の面会室から男が逃走した事件で、指名手配されている無職、樋田淳也容疑者(30)が逃走に使ったとみられる赤い自転車が、大阪府富田林市に隣接する同府羽曳野市内で見つかったことが15日、捜査関係者への取材で分かった。
署の周辺以外で樋田容疑者の足取りが判明したのは初めて。樋田容疑者の実家にも近く、富田林署捜査本部は、土地勘のある同市周辺に潜伏している可能性が高いとみて行方を捜している。
捜査関係者によると、赤い自転車は富田林署の近くで盗まれていた。樋田容疑者が逃走した直後の12日午後8時半ごろ、樋田容疑者と特徴のよく似た男が、この自転車に乗って北上する姿が同署の東側の防犯カメラに写っていた。
捜査本部は、樋田容疑者が自転車に乗って、富田林市外に出た可能性が高いと判断。北隣の羽曳野市内で捜査を進めた結果、14日夜になって赤い自転車が路上に乗り捨てられているのが見つかった。
樋田容疑者は羽曳野市と接する同府松原市に住民登録。20歳前後まで同市内で過ごしており、土地勘のある一帯で逃亡生活を送っていたとみられる。
樋田容疑者は12日午後7時半ごろに、富田林署2階の面会室で弁護士と接見。弁護士が同8時ごろに接見を終えて退出した後、面会室のアクリル板を押し破り、署の裏口から逃走したとみられている。
捜査本部は15日も引き続き約3千人態勢で樋田容疑者の行方を追っている。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180815-00000552-san-soci
みんなのコメント
あまり警察を責めすぎても畏縮してしまうんじゃない?ダメな他人を強く責めてみても、「これに懲りて改善しました」とはならない事が多い。逆に次からは責められるのを避けたいあまり、情報隠蔽に走る等、間違った方向に進んでいくことも有り得る。
起こってしまった事は取り返しがつかないから、反省点の指摘や無能のレッテル貼りだけでなく、これからいかに汚名返上させるかを考えたほうがいい。
今回は、警察に不利な事実でも隠さず公開した事「だけ」は評価すべきだと思う。ミスをした人間を全否定するのは簡単だが、当たり前でも評価すべき点は評価すべき。
他人をただ追い詰めるより、どこかに心の逃げ道を残して挽回のチャンスを与えた方が、警察全体の成長に繋がり社会にとっても得だと思う。