闘病を支えていた心境を改めて尋ねると…
現在、大阪・松竹座の「十月大歌舞伎」に出演している歌舞伎俳優・市川海老蔵さん(40)。実は歌舞伎の興行で1か月近く自宅を離れるのは、妻・麻央さんが亡くなってから今回が初めてです。そして、今後しばらくは東京以外での長期の公演は控えたいと考えているそうです。
Q.東京以外での1か月公演を控えることについて
「難しいですよね。1か月間離れるということはね。妻がいれば、全部任せられますけど、それができないんで」
Q.家族との時間は?
「前よりもというか、ものすごく大事にしているよね」乳がんで闘病していた妻・麻央さんが亡くなったのは、去年6月。
「昨日夜に妻・麻央が旅立ちました。『愛している』と言って、本当にそれで、そのまま旅立ちました」(市川海老蔵さん・去年6月23日)
その半年前(2016年12月)のインタビューでは、闘病を支える心境をこう語っていました。
「しんどいけど、しんどくないですね。あんまり。僕大丈夫なんですよね」(市川海老蔵さん)
Q.泣いたりとか?
「ないですね。自分でも不思議です。普通そのシチュエーションを第三者としてみたら、『大丈夫なの?』と思う。けどまあ(自分は)ケロっとしています」Q.お芝居に集中できないとか?
「ない、ない、ない。全然」迷いなく答えていた海老蔵さん。しかし、今回改めてこの時のことを尋ねると…
「全面的なうそですよね。彼女(麻央さん)に対しても大丈夫だというふうにみせるし、周りにも大丈夫だよというふうにみせるしね」(市川海老蔵さん)
Q.強がってらっしゃいました?
「そんな簡単なものじゃないよね。体調は一進一退だから、日々。それはすごく悪くなる時もあるわけで。舞台中だけど、なんかやばい時もあるわけじゃないですか。それは、まぁ…普通の精神状態じゃいられない」
不安になる感情を押し殺し「うそ」をつき通した海老蔵さん。しかし、麻央さんが亡くなった後のブログには、それまで見せてこなかった海老蔵さんの姿がありました。
『こんなにも台本が頭に入らないのは初めてで、焦りを超えて愕然としています、涙で台本みれないし、見えたところで覚えられないしもう笑うしかないんです、』(市川海老蔵さん・去年6月25日のブログより)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181017-00010000-mbsnews-soci
みんなのコメント
奥さん闘病中に北新地で遊んでたらしいね。