仙台市宮城野区の交番で宮城県警の清野裕彰巡査長(33)=警部補に2階級特進=が刺殺された事件で、死亡した相沢悠太容疑者(21)を指導していた大学教員らが22日までに取材に応じた。
きちんと受け答えのできる学生だったといい、「真面目で努力家だった」「彼と今回の犯罪はつながらない」などと驚いた様子で話した。
相沢容疑者の通う東北学院大で古文書学を担当していた東北大の荒武賢一朗准教授(45)は、同容疑者の2年時に半年間講義を受け持った。
分からなかった点や勉強したい分野について講義後に質問や相談に来るほど熱心な学生だったという。
試験では100点満点中90点を取るほどで、クラスでも最上位の成績。後半からは江戸時代の古文書をすらすら読めるようになっていたといい、「非常に真面目な努力家。地味な作業をいとわず一人で黙々と頑張ったんだろう」と推し量る。
「よくしゃべる学生ではなかったが、ちゃんとあいさつができ、講義中もはっきりと受け答えしていた。こんなことをする人じゃない」と、ショックを受けていた。
相沢容疑者と同じ文学部歴史学科3年の男子学生(20)も「勉強熱心だった。講義中は静かでまわりと騒ぐことはなかった」。別の男子学生(同)は「(教室で)前の方に一人で座っていたのを覚えている。本当に普通の学生で、特別変なところはなかったようだ」と話した。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180922-00000003-jij-soci
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