日本大アメリカンフットボール部の宮川泰介選手による悪質なタックル問題で、関東学生連盟は29日、都内で臨時理事会を開いた。
内田正人前監督(62)と井上奨前コーチを罰則規定で最も重く永久追放に相当する「除名」に、守備を統括する立場だった森琢ヘッドコーチを「資格はく奪」、宮川泰介選手とチームは、条件付きで18年シーズン終了まで公式試合の出場資格停止処分とした。規律委員会の調査で、反則は内田、井上両氏からの指示によるものと認定した。
関東学連は、多くの人が納得のできる理性的な判断を下したのではないか。世間からは対応の遅さを指摘されたが、9日の規律委設置から約3週間で調査を終え、定例理事会(6月13日)よりも前倒しで1日でも早く真相を究明しようという強い意志を感じた。
反則指示について“言った言わない”の水掛け論になる危惧もあったが、規律委は当事者はもちろん、審判や試合を見ていた観客にもヒアリングを行い、客観的事実を積み上げた上で、前監督らの責任を認定した。
若者の将来をつぶし、相手選手の命の危険性もあるプレーを誘発させた。スポーツだけでなく社会のルールを逸脱した指導者を永久追放とする処分は重いが、事の重大性を鑑みれば当然のことだと言える。
また、当該選手への“温情”ともいえる処罰もバランス感覚に優れるものだった。反則プレーを実行した責任は免れられないが、悪らつな指導者に出会ってしまった不運には同情の余地がある。一度失敗してしまった若者から再挑戦の機会を奪わない処分は、十分理解できるものだと感じる。(アメリカンフットボール担当・藤川資野)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180530-00000024-dal-spo
みんなのコメント
スキャンダルに落として流した感じ。
まるで暴力団そのもの。
アメフト部指導者だけでなく、日大そのものの理事以上の者たちを刷新しなければ学生たちにとって良い学び舎は作れないと思った。
具体的に争点、論点を一つ一つを検証し、結論づけ、判断している。
これが世間一般の、日大外部の判断・結論であり、世間は日大を見放した。
日大には誰も何も期待していない、残念だな。
知人にプロのアメフト関係の人がいたが、他のスポーツに比べ、
コンタクトスポーツということで、「野蛮なスポーツ」という印象を
払拭しようと、長い間、大変な努力してたのに。
全て台無しにしてくれたからねえ。
日大関係者は、その怒りを舐め過ぎだと思うワ。
皮肉っぽい言い方をすれば、同時に大学組織全体の姿勢が全世界に露呈されたと言っても過言ではない。
目的を達成するためには手段を選ばず、犯罪まがいなことも強要する。
そして都合が悪くなれば立場の弱い者に責任を全て擦り付け、自身の保身に奔走し、そのためには平気で稚拙な嘘をもつく。
追い詰められれば我先に一目散に逃げ惑い、ほとぼりが冷めるまで雲隠れする。
これが62年間も生きてきた大人がすることなのか。
教育の現場に携わる人間がすることなのか。
もはや傷害事件を引き起こした犯罪者だ。
そしてこのような人物を、大学はいつまで甘やかすつもりなのか。
今の日大上層部は完全に腐りきっている。
これ以上曖昧で甘い対応を続けるのなら、世論は黙っていないだろう。
真摯な対応を、今度こそ見せて欲しい。
宮川君が復帰しない場合は、彼が卒業するまでは試合禁止でよいのでは?
残りのコーチ陣についても何かしら罰則や退陣についてあってもよいのでは?
日大は内田正人が常務理事ナンバー2で次に理事長はおかしすぎです。
金が、支給されているから独裁的行動になる。
補助金を打ち切れ
政治家も警察官も皆さんも見習ってほしい。
ただ気になったのは決議の話で、20名の理事のうち16名が処分に賛成。4名が反対ということが明かされたが、この期に及んであの内容を反対する理事が2割も要るという根深さがどうにも恐ろしい。
理事長と山口組の関係と年間92億の日大への補助金の流れ
喋られたら困るから解任できないと言う噂はまんざら嘘でもないらしい
そんななにされるか分からない恐ろしいチームと試合させたい大学なんてないじゃない?
後は四年生をどうやって納得して引退していただくかだけ。
救済をしてあげてください。引退試合も無しではかわいそうですから。
連盟の力で良い練習試合の開催をお願いいたします。
いま日本大学や日大系列の人には悪いけど…
できない日大のアホどもにわからせるために。
内田は逮捕だな!
無期懲役でも良いよ
これが出来なかったら大学として終わり。教育機関ではない。
内田が大学に残る残らないは学連には出来ないからねえ
私も大賛成です。
でも大学自体がどういう処分をするのかが気になりますね!
何もないとすると、常務理事の前監督の影響力などが気になりますね!
先日テレビにでてきてこの問題は「私がリーダーシップを持って解決していく」と言いながらその後一向に動く気配がない。口だけか?。やる気がないなら言うな!。関東アメフト連盟の裁定と罰則の声明の方がよっぽど早かった。女子レスリングの問題にしても相撲の問題にしてもそのごなんの動きもなくほったらかしにしたままで何にも解決していない。こんな全くやる気のない奴はスポーツ庁長官を即刻首にするべきだ。
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内田の影響力が有る限り、一年我慢で元通り。
温情が仇になるかもね。
本当は、復帰条件はそのままで、期間を限定しなかった方が良かった。
一番の功罪は学連が統率を取れていなかったことにあると思います。
学連がもっとしっかりとした機構であればこう行った事態にはならなかったのでは?
今後の体制を考えると学連も見直さなければならないと思います。
普通、答えは決まっていると思うのだが、果たして。。。
日大が復帰を目指さない道はない。
しかしそのためには日大側の対応が必要。
内田氏の理事解任などをしないと現実的に無理だから。
さながら大岡裁き。
来年まで何もしないで待って、しれっと復帰してそう
ひたすら自己保身の前監督とコーチのしどろもどろ会見
さて日大はどんな処分をするやら…
審判も資格剥奪じゃないのかなぁ…
もしこれで日大が異議申し立てでもしたら、日大はかなり恥ずかしいことになるというか、もう終わった大学になってしまうだろう。
ところで気になることだが、関東学生アメリカンフットボール連盟から除名(追放)されても、関西学生アメリカンフットボール連盟に関わることは可能なんだろうか?まあ現実的にありえないことだが、ふと疑問におもった。