18日、最高気温40.7度を観測し、全国一の暑さとなった岐阜県多治見市。19日も38度の猛暑日となりました。
「こんな暑いことは初めて」(多治見市民)
「クーラーがないとやっていけないです」(多治見市民)こんな日本一暑い町の小学校を訪ねてみると。
「全校の皆さんと先生方に連絡します。きょうも暑い日は続いています。そのため、きょうの昼休みの外遊びを禁止します」(校内放送)
外で遊べない子どもたちは、クーラーの設置された図書室で本を読んで過ごしていました。さらに…。
「きょうもプールが入れなくて」(生徒)
子どもたちが一番楽しみにしていたプールの授業も中止に。19日の水温が33度と、適温とされている25度を大きく上回ったためです。
そして、教室をのぞいてみると、シャツで汗をぬぐったり、暑そうに授業を受ける子どもたちの姿が。19日の正午ごろの教室の温度は、32.3度。
「各教室にはエアコンは設置されていません。教室に入るだけでも息苦しい」(脇之島小学校 坂野晃規 生徒指導主事)
多治見市では増築された3つの教室を除き、公立の小中学校21校全てで、普段子どもが授業を受ける普通教室にエアコンが設置されていません。
「全国でもトップクラスの暑さをほこるので、できれば本当にエアコンの対応はしてほしいなと思う」(保護者)
「異常気象にしてもこの先まだ(暑さが)続くのであれば、命のことを真剣に考えた方がいいなって」(保護者)エアコンをつけてほしいという保護者のみなさん。そして、子どもたちからも。
“学校にエアコンをつけてください。なぜなら愛知県で小学生が亡くなったからです。みんな死亡してほしくないので、よろしくお願いします”という5年生の児童から学校のPTAにあてられた手紙。
17日、愛知県豊田市の小学校の1年生の男子児童が校外学習のあと、熱射病で死亡した痛ましい出来事について手紙の中で書かれていました。手紙を書いた子どもたちに話を聞くと。
「熱中症で亡くなる子がかわいそうだから、みんなにも亡くなってほしくないからエアコンをつけてほしい」(手紙を書いた小学生)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180720-00010001-ctv-l21
みんなのコメント