大阪府警富田林署から逃走した樋田淳也容疑者(30)と同行し、ともに自転車で旅行していた男性(44)が10日、山口市内で記者会見し、同容疑者について、「お手伝いで小遣いをもらって、生活費に充てていた。金遣いが荒かった」などと振り返った。
逃走中だとは全く気付かず、警察官から聞かされて初めて知ったという。
男性によると、樋田容疑者とは8月末に香川県の道の駅で初めて会い、「それはあなたの自転車ですか」と声を掛けられたという。9月上旬から数日間ともに旅行したが、別れた後、同容疑者が山口県内で身柄確保された同月29日、捜査員に職務質問を受け、逃走中の容疑者だったと知らされた。
樋田容疑者は子どもっぽい印象で、現金自動預払機(ATM)でお金を下ろしているところは見たことがなかったという。草刈りなどを手伝って小遣いをもらっていたとみられ、男性は「スーパーや道の駅で食材や駄菓子もよく買っていた。これでは日本一周できないだろうなと思った」と話した。
また、自転車での日本一周には不釣り合いなほど、服などの荷物が多かったと振り返る。「逃げて日本一周するのは、他の日本一周する人に迷惑がかかる。同じような目で見られるのが腹立たしい」と怒りをあらわにした。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181010-00000065-jij-soci
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