大阪府警富田林署から勾留中の無職・樋田淳也容疑者(30)が逃走した事件で、弁護士との接見を終える際、樋田容疑者が「自分で終了したと伝えるので、署員に伝えなくていい」との趣旨の話をしていたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。
同署では接見に来た弁護士に対し、終了したら署員に声を掛けるよう依頼していた。弁護士退出後、短時間で逃走したとみられ、府警は、樋田容疑者が事前に計画していた可能性があるとみている。
元東京地検検事の田中喜代重弁護士は、弁護士が署員に伝えず無言で接見室を立ち去ったことについて「本当なのか? と思ってしまうぐらい、あり得ないこと」と驚きの声を上げた。
まず弁護士の立場として「そもそも接見相手がなんと言おうと、100%署員に声掛けをする」と断言した。接見には時間制限がなく、終了したことを伝えるのは、部屋を初めに出る弁護士しかいない。
「小窓がついて署員がのぞける接見室もありますが、今回はなかったんですよね。署員が中の様子を知るすべが皆無なわけですから、なおさら弁護士自身が告げる必要がある」と対応に疑問を呈した。
さらに「『署員に言わなくていい』『自分で伝える』と言われても『なぜその必要が?』と論理的に聞き返すのが弁護士というもの」と田中弁護士。「真に受けて言葉どおりに従うことなんて絶対ないはずなんですが…」と首をかしげていた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180817-00000251-sph-soci
みんなのコメント
え?まだ容疑者の男は、捕まっとらんのか!容疑者の男は、逃走中に引ったくりをしとるらしいなあ。4月にも、受刑者が、刑務所から、脱走して、つかまるのに、3週間かかったのを今でも覚えとる。
薄給でこきつかわれている警官ならカネで動いて樋田淳也を逃走幇助しかねませんね
弁護士はやはりグルかな?わざと逃す環境を作っている。敷地内の脚立も逃走できる準備して接見に望んだのでしょうね。普通脚立は倉庫保管でしょ。