液状化とみられる現象で住宅敷地や道路が陥没した札幌市清田区では、地震から1週間がたっても被害地区には規制線が張られ、復旧作業が続いている。
各所に積まれていた土砂は片付けられたが、市の担当者は「復旧のめどは全然立っていない」と漏らす。
13日夜には初の住民説明会が非公開で開かれた。参加者によると、責任の所在の明確化を求める一部住民に対し、市側は「原因究明中」と繰り返して会場は紛糾した。
被害が大きかった里塚地区には13日、多くの重機が投入され、道路の陥没部分を埋めたり、応急的に仮の下水道管を敷設したりする作業が行われていた。
工事車両の出入りがない夜間には、規制エリアの範囲が縮小されるなど、復旧作業は進んでいるかに見える。
しかし、高台から同地区一帯を見下ろすと、ゆがんだ地面にあてがわれたブルーシートなどが目立ち、復旧までの道のりが遠いことをうかがわせる。担当者も「ようやく土砂を取り除いた段階」と話す。
また、同地区には、いまだに避難で親族宅に身を寄せたり、市営住宅に移ったりしている住民は多い。
夫妻で市内に住む娘のもとに身を寄せている自営業、平野博(ひろ)隆(たか)さん(65)の自宅は、地震発生後も家屋は水平に立っていたが、4日目あたりから傾き始めているという。
外観上の被害はないが、市の罹(り)災(さい)証明では全壊扱いに。「何の情報もないため、今後の住まいをどうするべきか見通しが立たない」と悩む。
同日夜の住民説明会には被害が集中したエリアなどの約300世帯が出席。会場から出てきた住民からは「市は質問に答えられないことばかり」
「原因を突き止めないと、また同じ現象が起きる。スピード感を持ってやってほしい」などと不満の声が上がった。(福田涼太郎)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180913-00000590-san-soci
みんなのコメント
今度どうせ住めないから全家屋ぶっ壊して、いっそのこと違う場所の低コスト長屋で共同生活しましょう。勿論資金は、税金は1円たりとも使わず、自己責任で住んでた住人達で出し合って
酷いコメントばかり….
だましの積み重ねが今回の結果
盛り土の一覧に清田区は載っていません。資料に正しい情報が載っていないのに自己責任?それじゃタイムマシンにでも乗って宅地化前の状況でも見に行った方が良いかな?
自分の身に起きたらどう思うだろうね
こういう人達がきっと一番文句を言うんだうね
自分の財産は自分でまもらなきゃならない