特捜部ＶＳゴーン容疑者“第２幕”も主張真っ向対立→情けない企業だな。

日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン容疑者（６４）が私的な投資の損失を日産に付け替えたなどとして逮捕された特別背任事件で、ゴーン容疑者は「日産に損害を与えていない」「なぜ背任になるのか理解できない」などと供述し、全面否認している。

これに対し東京地検特捜部は「犯意は明確」として追及している。最初の逮捕容疑となった報酬過少記載事件に続き、ゴーン容疑者と特捜部の主張は再び真っ向から対立することになった。

隠蔽目的か否か

「その任務に背く行為をし、日産に財産上の損害を加えた」

東京地裁が２０日に報酬過少記載事件の再逮捕容疑の勾留延長請求を却下し、保釈される可能性が報じられた翌２１日朝、東京・小菅の東京拘置所でゴーン容疑者は特捜部の検事から新たな逮捕容疑の内容を読み上げられた。

その直前、面会した弁護人に、前日の取り調べ内容から３回目の逮捕の可能性を告げられたゴーン容疑者は一瞬、怪訝（けげん）そうな表情を見せたが、動揺した様子はなかったという。

読み上げられた容疑内容は２つ。平成２０年１０月、ゴーン容疑者の資産管理会社と新生銀行（東京）との間で契約した通貨のデリバティブ（金融派生商品）取引で生じた約１８億５千万円の評価損を日産に付け替えたとされるのが１つ目だ。

当時、リーマン・ショックの影響で急激な円高により多額の評価損が生じたため、新生銀行から追加担保を求められたゴーン容疑者は同月末に付け替えを実行。だが、証券取引等監視委員会から問題視され、２１年２月末に資産管理会社へ契約を戻したとされる。

ゴーン容疑者は「すぐに追加の担保を用立てられなくて一時的に会社の信用力を借りただけで最初から戻すつもりだった。会社にロス（損害）は絶対に発生させないことを約束していた」と犯意を否定する。

その証拠として、付け替えていた期間に新生銀行へ数千万円の支払いが生じたが、自身で精算したことを挙げ、「日産に実損は生じていない」と主張する。

だが、特捜部は「評価損を含む契約を移した時点で犯罪は成立する」とみる。　新生銀行との交渉では、ゴーン容疑者が自ら付け替えを提案。

銀行側から取締役会の承認決議を求められ、最側近の秘書室長らが「決議は採った」と回答したため、付け替えが実行された。ところが、その議事録には「新たな為替取引の担当者の選任」という趣旨の案件名と「全員承認」とだけが記されていた。

取締役会でゴーン容疑者の名前や損失付け替えの内容が伏せられた理由について、ゴーン容疑者の関係者は「個人情報だから」としているが、特捜部は犯行を隠蔽（いんぺい）するため、承認決議を偽装したとみている。

引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181224-00000535-san-soci

ネットの反応

1.
詳細が全く明記されていない議事録と、
「後で返してるから問題ない」という主張

ゴーンさんよ、悪いがこりゃあんたダメだよ
数行の概略だけの議事録なんていくらでも簡単に作れるし、
許可なく勝手に持ち出したものを「借りただけ」って言い訳は通用しないんだわ

言い逃れのつもりだったんだろうけど、むしろ墓穴掘ってるよアンタ

2.
日産に損害を与えてないとかいっているけど
そんなことを言っていること自体、考えられない。頭が悪すぎて悲しい。
ゴーンの資産を全て没収するべきだ。
ルノーの経営陣は日本の企業を軽く見ないほうがいい。

3.
ゴーンが逮捕されて良かった。

4.
こんな理屈がまかり通るなら、警察はいらない。

5.
ここまで来れば日産のＯＢや社員からの応援演説、批判演説があっても良いのだろうと思うのだが・・
それが出て来ない限り「風評が正しい」のです。
その風を読めない弁護士資格の凡人や、教授と言う凡人の多いこと。
天網恢恢疎にして漏らさずと言う歴史的言葉あります。
その言葉を踏まえての発言の少ないことに日本が心配になる。
法律的に云々でない。倫理的どうなのでしょうか。
ゴーンさんのような仕事のやり方をしなさい、或は勉強しなさいと小生は後輩に指導できません。
そうでなければ未来はない。日産も無い。

6.
私的な損失に対して「すぐに追加の担保を用立てられなくて一時的に会社の信用力を借りただけで最初から戻すつもりだった。」って・・・

これ、カリスマ経営者と呼ばれた人物の発言？？　特別背任罪を回避すべく頑張ることは別段非難されることではないですが………。

日産ルノー三菱アライアンスからは道義的責任を自ら潔く語り即刻身を引いて欲しい。というのがステークホルダーの思いかな。（日本的発想で通じないのかもしれませんが………）

7.
リストラして、自身の年棒を上げた時点で、大悪党。
日産車の原価は一円。

8.
よくまあ、ここまで食い物にされて、どっちもどっち、食い物にされる原因が日産にもあったということでしょ? w

9.
主張真っ向対立なんて当然のことではないか。
ゴーンは自白した瞬間から世界中の何処にも居場所がなくなる。
あの頃は日本の自動車会社は全部米国の支配下に入った方が良いと言う経済評論家もいた。
首切り屋が英雄になった狂った時代でもあった。
ゴーンの逮捕で日本も正気に戻るチャンスが与えられたのはないか。

10.
たとえ法律的に問題なくても金の亡者、守銭奴人格が明確だから人望は無きに等しい。あるとするとほりえもん一座か。

11.
西川始め、日産経営陣と検察の勇み足感が拭えない。

国際企業のトップに対する嫌疑なら司法取引にしろ内定にろもっと即有罪に出来るような確固たる証拠や裏付けあってから動くべきと思うが、１自動車会社の問題ではなく国際問題にもなりかねないこの事件は、日産経営陣の司法取引による免責が余りに不公平に映る。

ゴーンの暴走を止められなかったり不正検査の責任は旧日産の経営陣にこそあると思うのだが、、、

12.
またまた証拠を自ら捏造して、無実の女性政府官僚の村木さんを無実の罪に陥れ、自分自身が監獄に繋がれた元特捜検事前田恒彦が冒頭にしゃしゃり出てるね。超弩級の厚かましさだな。

13.
有罪かどうかは専門家に判断を委ねるが、とにかく会社を私物化していた事と、ケチ男だということはよく分かった。

14.
損益を日産に付けた時点で有罪です。
万引きして捕まってから、金は払うと主張しているのと同じこと。
日本の司法制度を馬鹿にしている。この感覚はフランスも同じです。利己主義の欧米には明確に犯罪を立証するべきで、執行猶予なしの懲役刑を普通に課してもらいたい。

15.
10年前に証取委が違法の可能性を指摘しつつも指摘で終わっていた。
当時罪に問われなかったことを、なぜ今更特捜部が騒ぐのか？
答えは簡単、無理やりにでもゴーンを犯罪人に仕立て上げなくてはならないから。

特捜部の手柄になると意気込んでゴーンを逮捕したのはいいが、結局有証法違反という形式犯でしか起訴できず、それすらも有罪は疑わしい。海外からは人質司法で非難ごうごう。そして裁判所にも裏切られた。
こうなったら特別背任で起訴する以外に検察のメンツを保つ方法はない、ということで急遽再逮捕に踏み切った。
ただ、証拠がない。証拠がないからこれまで特別背任で逮捕してこなかったわけで、そもそもこの逮捕には無理がある。
でも、プライドの塊・特捜部が間違いを認めるわけにはいかない。
ということで、10年前に証取委が告発しなかった小さなネタを蒸し返している。
検察よ、これ以上日本の恥を晒すのはやめてくれ！

16.
ゴーン、メリークリスマス

17.
東京地検は自民党と公明のポチだから、こんな検察のストーリーに沿ったリーク情報は俺は一切信用出来ないな
東京地検は権力者の味方だから国民は絶対騙されちゃいけないよ
こいつらが過去にどんだけ捏造を繰り返し罪のない人を拘禁してきたか、、

18.
１つ２つなら「そんなこともあるかな」という気もするが、こう次々となればさすがに苦しい言い訳にしか聞こえない。弁護士はそろそろ「認めたうえで、他の役員も了承していた」という主張に持って行きたい所だろうが、ゴーンははなっから日本を小馬鹿にしているから無理だろうな。

19.
会社の金を私用目的に使うことは背任行為では？ゴーン氏が「金貸してください」日産「良いですよ」なら別だと思うが。

20.
【だが、特捜部は「評価損を含む契約を移した時点で犯罪は成立する」とみる。】

これが争点になるんだろうな。
事実関係では一致しているみたいだし。
そうなるともう裁判で決着しかないね。

21.
トラブル解決で〇億円？
親から肩たたきで200万円もらったら贈与税は免れませんね。

22.
ゴーン氏の弁護人のコメントが一切出てこないのは何故か？検察側のゴーン氏の特別背任容疑に対するコメントばかりが出ているが、これでは密室の中で自白の強要をしているようなもの。

ゴーン氏が否定しても、弁護人が立ち会えない状況では検察の思い通りになってしまう。ゴーン氏は逃亡の恐れもないだろうし、証拠隠滅の恐れもないだろうから、保釈したうえで裁判で「白黒」つけたらええと思う。

23.
ソフトバンクは海外ロビー活動のために、外国人役員引っ張ってきて、少なくとも4人の外国人役員に役員報酬20億円以上支払ってると、役員報酬の記事で見ました。（副会長は100億以上とも）

東芝は倒産直前で、虚偽記載したうえに、虎の子の記憶装置部門、白物家電部門全部海外に売却したのに、誰も逮捕されてないのもどうかと思います。

最近日本は経営判断の遅さから、世界で遅れを取っていて、海外で顔が聞く役員（元世界的ブランド役員など）は重宝されてて、引く手あまただと聞きました。