仙台市にある宮城県警仙台東署の交番で清野裕彰巡査長(33)=警部補に2階級特進=が刺殺された事件で、同署に設置された献花台には22日も多くの人が献花に訪れた。
「芯のある人だった」「何で清野君が」。明るい性格だった巡査長の人柄をしのぶ声が相次いだ。
息子が小中高の同級生で、高校時代は清野巡査長に誘われ野球部に入ったという高橋弘美さん(60)は「(清野巡査長は)中学校では生徒会長も務めていた。
なぜ、清野君が」と肩を落とした。夫の隆一さん(66)も、遠方に暮らす息子から「『葬式、献花に行ってくれ』と頼まれた。身近な人が事件に巻き込まれるなんて」と言葉少なに語り、署内に設置された献花台に花を手向けた。
「彼の周りには笑顔が絶えない。クラスに欠かせない存在だった」。高校の同級生だった男性(33)は殉職が今も信じられない様子。
「納得できないことは『俺が言ってくるよ』と先生にも意見していた」と正義感あふれる人柄を懐かしみ、「悔しい。なんであいつなのか」と語った。
仙台市内の斎場では22日、通夜が行われ、喪服に身を包んだ多くの参列者が清野巡査長に別れを告げた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180922-00000070-jij-soci
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