沖縄県の玉城(たまき)デニー知事は16日午前、就任後初の県議会に臨み、所信表明を行った。米軍普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設について「県民同士で負担を付け替え、新たな犠牲を強いることは私たちが望む解決の道ではない」
と反対の姿勢を強調した。その上で「辺野古の新基地建設に反対し、普天間の1日も早い閉鎖・返還を政府に強く求めていく」と述べた。
玉城氏はまた「過重な基地負担の軽減を図るため、基地の整理縮小をはじめ、日米地位協定の抜本的な見直し、米軍人・軍属による事件・事故など基地から派生する諸問題の解決に全力で取り組む」とも述べた。
8月に死去した翁長(おなが)雄志(たけし)前知事についても言及し「思いをしっかりと受け継ぎ、全力で県政運営に取り組む」と語った。
玉城氏は9月30日投開票の知事選で初当選し、10月4日に就任した。県議会は議長を除く47議席のうち、社民党や共産党など県政与党が27議席を占めている。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181016-00000531-san-pol
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