産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が13、14両日行った合同世論調査で、次の首相に誰がふさわしいかを尋ねたところ、自民党の小泉進次郎厚生労働部会長が30.3%で首位となり、石破茂元幹事長が27.6%と続いた。
「ポスト安倍」候補として名前が挙がる岸田文雄政調会長や河野太郎外相は10%以下と伸び悩んでおり、知名度向上と実績づくりが課題になりそうだ。
小泉氏は女性の人気が高く、10代から60代まですべての年代で石破氏を上回るか同数だった。ただ、男性の50、60代では石破氏が小泉氏より支持を集めた。
9月の総裁選で連続3選した安倍晋三首相(党総裁)は、党の規程で次の総裁選に立候補できない。自民党支持層に限ると、これまで安倍首相が圧倒的な支持を集めていたが、首相を選択肢から省いた今回は、小泉氏が30.1%の支持を集めた。石破氏は24.1%だった。
一方、野党の立憲民主党支持層では石破氏が42.4%で最も多く、小泉氏が16.5%、同党の枝野幸男代表は14.1%だった。
自民党で小泉氏と石破氏以外では、岸田氏が全体の7.3%で、河野氏が5.0%。次いで菅義偉官房長官が2.7%となり、野田聖子前総務相(2.4%)を上回った。
党幹部に抜擢され、「ポスト安倍」に急浮上した加藤勝信総務会長は1.3%。同じ竹下派(平成研究会)に所属する茂木敏充経済再生担当相(0.3%)を上回ったが、今のところ国民の知名度は低いようだ。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181015-00000578-san-pol
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