自民党の石破茂元幹事長は20日午後、総裁選で254票を獲得したことについて、「改めるべき点は改め、もし自分が(政権を)担わなければならなくなった時に国民の思いに反することがないようさらに努めていきたい」と述べ、「ポスト安倍」へ研さんを積む考えを強調した。
党本部で記者団の質問に答えた。
次期首相候補として生き残るには200票超えが必要とされていた石破氏。それを大幅に上回る得票に「最初は圧倒的劣勢と表現されたが、これ以上ないほどの力を得てこういう票が出た」と笑顔を見せた。
一方で、国会議員票の約8割を安倍晋三首相に奪われたことについては「国会議員と語る機会も増やしていきたい」と述べ、支持拡大に意欲を示した。
石破氏は入閣などの打診があった場合の対応について「仮定のことには答えられない」と述べるにとどめた。石破氏を支持した議員が冷遇されるとの懸念には「弱い者が物を言えない世の中であってはいけない」と注文を付けた。
石破氏はこの後、東京都内のホテルで開かれた陣営の会合で「厳しい状況の中でお支えいただき、終生忘れない」と深々と頭を下げた。出席した竹下亘総務会長は「この馬力には驚いた。負けたけどいい戦いだった」と語った。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180920-00000082-jij-pol
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