17日夜から立ち入りが禁止された築地市場(東京都中央区)で18日午前11時ごろ、市場移転反対派の業者や支援者ら約200人が集結し、都職員や警備員らの制止を振り切って、約100人が敷地内に入る騒ぎがあった。
17日に業者が豊洲市場(江東区)への荷物を運び出すことができる引っ越し調整期間を終え、築地市場の正門前には工事用のフェンスが設けられた。同日午後8時からは市場は関係者以外は立ち入れない完全閉鎖状態になっていた。
しかし、「営業を続ける権利がある」と主張する業者らが工事関係者用の出入り口などからハシゴをかけ敷地内に侵入。「買い物をしにきた」という支援者は場内で魚の西京漬けなどを反対派の業者から購入したという。
この日午後2時ごろに都職員が築地場内に約20人が駆けつけ、事態収拾のため反対派の人たちと話し合いが行われたが、平行線に終わった。これに納得のいかなかった反対派は、現場を去ろうとする都職員が乗り込んだタクシーを囲み抗議。現場は一時騒然となった。
今後、築地市場は2020年東京五輪・パラリンピックの車両基地などを整備するため解体工事が本格化する。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181018-00000144-sph-soci
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