終末期を迎えたがん患者の約4割が、死亡前の1カ月間に痛みや吐き気、呼吸困難などの苦痛を抱えていることが、国立がん研究センター(東京都中央区)が25日発表した初の調査で分かった。

介護した家族自身に鬱症状が出る例も2割近くに上った。同センターは「治療や緩和ケアの対策が必要なことが示唆される」としている。

今年2~3月、がん、心疾患、脳血管疾患、肺炎、腎不全で死亡した患者遺族4812人を対象に「医療や療養生活の質」に関するアンケートを実施。2295人から有効回答を得た。

自宅や病院など亡くなった場所で受けた医療に関する全般的な満足度は、がん患者遺族の76%が「満足」と回答。

その一方で、死亡前1カ月間の患者の状況について「身体の苦痛が少なく過ごせたか」を尋ねたところ、42%が「過ごせなかった」などと回答した。

介護については、患者遺族の約4割が「負担が大きかった」と回答。患者との死別後、17%の遺族が鬱症状に悩まされていた。

同センターは来年1~3月、終末期の医療や療養生活の現状に関してさらに詳細に把握するため、心疾患などで死亡した患者の遺族約5万人を対象とした調査を実施する予定。


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ネットの反応

1.
死を待つだけの状態で本人と家族の同意があるなら
薬で楽にしてあげてくれよ
それをギリギリまで生かすって医者のエゴじゃん
2.
せめて医療大麻を解禁してほしい。
抗癌剤治療の食欲不振を軽減する作用があるようです。
3.
現場で働いています。以前に比べて苦痛を取る方法はかなり進んでいます。死期が近づいて様々な症状が出現してきている場合は、深く眠って苦痛を感じないようにする「鎮静」という方法がありますので、調べてみてもよいかもしれません。
4.
私事ですが、最近骨に転移して痛みが出てきました。
まだ内服でましになりますが。痛み出したら相当痛いです。でも今のところ安楽死は考えられません。延命は絶対にしたくないのですが。
お家にいたいですが、やはり迷惑がかかるので緩和ケア病棟に移りたいです。
5.
よく、「人生最後の食事は何を食べたいですか」とか言う人がいるが、病気で死ぬ人はそんなもの楽しめるわけがない。人生最後の食事を楽しめるとしたら、それは自殺する予定の人しかない。
6.
出来れば、延命の薬より痛みを和らげる薬を開発してほしいな。。
7.
がんセンターとか死亡者数公表したら良いのに・・・・
あと、治療できず、放置して転院させてる大学病院とか・・・

厚労省の闇

8.
死そのものよりも、それに伴う苦しみの方が恐怖だよね。安楽死の導入を求めたい
9.
死は誰にでも訪れる。
皆、イヤでも死ななきゃいけない。
願わくば、安らかに逝きたい。
でも、癌だけじゃなく、ポックリ逝くときも、苦痛な時間はあるんだろうな。
10.
これは苦痛があったかどうかだけの話なのか、緩和ケアしても苦痛が続いたのかわからない。苦痛があることは仕方ない。それをうまく緩和し最後を安らかに出来たなら二重丸
11.
痛いのは嫌だ
12.
痛みだけはつらいですね
13.
原発事故からのガン患者の増減の推移は不思議なくらい発表されませんね。
確実に増えてますよ。
14.
いい加減安楽死を法整備する頃合いだろうよ
本人も生きた心地がしないし家族も辛い
15.
苦痛0とか死ぬ以外方法ないでしょ


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16.
何で安楽死をもっと検討しないんだろ?
完全な苦痛の除去なんて出来るわけないのに。
生きてるからこそ苦痛を感じるように生体は出来てるのだから、安楽死はもっと議論されて良い。
17.
家族が死んで鬱になるなんて、幸せな証拠じゃないの!
やっと死んでくれたやれやれとしか思えない親兄弟を持つ人生のほうがよほど不運で不幸せ。
18.
小学生の頃、父方の伯父が癌で亡くなりました。転移してあちこち切って、優しく厳しい伯父でしたが、かなり苦しんだそうです。父方は7人兄姉ですが、60歳を超せたのが父だけ。皆癌で亡くなりました。父方の祖父も癌で亡くなっています。
父は癌ではありませんが、タバコのせいで肺気腫です。ましな時は「何十年も吸ってるタバコ止められるか!」でも、少ししんどい時は「儂の気持ちが解らんのか。
人の苦しみ解らんのか!」って怒鳴られてます。私のメル友さんがやはり数年前に癌で亡くなっています。子供さんと別居で、「苦しんでるところを家族に見られたくないって、格好つけすぎです
か?」って。
何気ないやりとりをしていましたが、やはり痛いとか、薬でしんどい、食べられない、最後の方は読むだけでも可哀想でした。何もできない、ただ、メールで返事するだけでした。
19.
今年、妻を末期癌で亡くしました。
最期は、自宅で、在宅ケアの専門医の緩和ケアを受けながら、眠るように亡くなりました。
幸いなことに、その医師は、日本でも有数の在宅ケアの専門医でした。
「幸いなことに」と書かなければならないのが、今の日本の現状ではないでしょうか。
そのような専門医に診てもらえるかどうかが、患者が苦しむかどうかの分かれ道になっているのが、問題の本質だと思います。
その医師もそのようなことを述べていました。
そもそも、医学部では、末期患者の緩和ケアを学ぶ本格的なカリキュラムが無く、病院で患者が苦しみながら亡くなるを見て疑問に思い、それから独力で緩和ケアを学び、日本一の在宅ケアの医師になることを目標にして、現在に至っているそうです。
妻の死後、「ガイアの夜明け」でも紹介された有名な医師であることを知りました。本当に、幸運だったと思います。
20.
抗がん剤には必ず副作用がある
ガンだった父親は気持ちも身体の変化にも辛そうだったと思う
抗がん剤も効かなくなってしまうと最後は緩和ケア、と言っても痛み止を投与するだけで
見ている私も辛かった
叔父もガンだったが治療はせず、痛み止のみだった
まだ座って話が出来ていた叔父だったが、その面会の二週間後に亡くなった
二人を見て抗がん剤の治療をしなかったら、もう少し楽に過ごせたのだろうかとも思った
薬が効かなくなると、逆に体力を奪ってしまうから
今となってはだけど
21.
今の日本は安楽死は罪ですからね。難しい問題です。
22.
生命も大事だと思うが安楽死の選択の余地も有った方が良いと思う。
23.
癌患者だけじゃないでしょ。
机上で話をしたって無意味。
実際に介護の現場を見てから
話しをして欲しい。
意識もなく、ただ生かされてるだけの人。
診てるこちらが辛くなる。
緩和ケアなんて綺麗事に聞こえる。
痛み止めも効かなくなる
余命前宣告されてるにも関わらず
痛みが酷くて、のたうち回る。
死にたくても死なせて貰えない人の苦しみ。
なった人にしか、わからないでしょう。
24.
今後、延命治療で利益をあげるばかりでなく、安楽死によって苦痛から解放するという儲からない医療が重要視されてくると思う。
25.
「苦しむなら治る、死ぬなら楽に死ぬ、苦しんだのに死ぬなんて理屈に合わん」といった人がいたな。全くそのとおりだと思う。患者本人の意志が明確なら医療と家族の負担を減らす方向で考えるべきだと思う。
26.
手塚治虫先生はブラックジャックと全く正反対の存在であるドクターキリコを生み出しているが、やがて訪れる人生の末期にはブラックジャックよりもキリコ先生に自分自身を託したいと思う。
27.
精神的な痛みという概念を作り出して麻薬を出し渋る医者が多い。苦痛のためにのたうちまわるまでモルヒネを打たないのが正しいと教えられた医者も多い。この問題は単に麻薬の出し惜しみであることに気づく必要がある。
28.
批判を承知で言うが、この手の話題になって馬鹿の一つ覚えに「安楽死」「安楽死」と言うのは何故なのか。
安楽死が単に「楽に死ねる手段」という認識止まりの日本では、安楽死の導入は無理です。

緩和ケア専従医師が少ない現状では、治療を担当する医師が緩和ケアをせねばなりません。
しかし、現在の多忙な中において、終末期の患者さんに寄り添い、疼痛緩和に腐心出来るだけの余裕を持つ医師がどれだけいるのか…。

29.
末期患者に放射線や抗がん剤はただ苦しめるだけだと思う…
最期は眠るように亡くなりましたとかよく聞くけど、その最期に逝くまでが苦痛なはず、課題も何も安楽死しかないでしょ。
30.
癌になるのが怖い


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