白石隆浩被告(28)は起訴後、立川拘置所などで時事通信記者との接見に複数回応じた。
同被告は女性ら9人を自宅に連れ込み殺害したと認め、被害者らを「欲求の対象」と明言。一方、逮捕されたことは「ショック」と語った。
白石被告は9月の起訴後、接見した報道機関に対し「食費をもらえれば取材に応じる」と金銭を要求し続けた。時事通信は支払いに応じなかったが、同被告は事件について一部口を開いた。
白石被告は、9人の殺害を「そうです」と認め、金銭欲と性欲を満たす目的だったと説明した。被害者や遺族に対する現在の心情を尋ねると、
「自分が愛して大切にしたい存在とそれ以外の人とは、線引きして接していた。線引きした人について思うことと言われても…」と言葉を濁した。謝罪や反省の言葉はなかった。
逮捕されたことに関しては「ショック」だと話し、悔しさをあらわにした。「ああ、捕まってしまった」と考えると夜も眠れないと明かし、両手で頭を抱えた。
9人目の被害者の携帯電話が発する微弱な電波が逮捕のきっかけになったといい、電源を切らなかったことを後悔。証拠隠滅など、やっておくべきだったことが「めちゃくちゃある」と強調した。
白石被告は、事件の詳細について問うと「そこは有料です」と、たびたび指でバツマークを作り口を閉ざした。「対価を頂ければ、労働として誠意をもって対応する」と説明。
金銭を支払う意思のある接見相手を「魅力的」と表現し、金額次第で手紙のやりとりや書籍の執筆にも応じる考えを示した。
口調は常にしっかりしており、身ぶりや手ぶりを交えよく笑った。事件以外の世間話には愛想良く応じていた。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181030-00000016-jij-soci
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