東日本と西日本は、7月9日頃から気温のかなり高い日が続き、記録的な高温となっている。きょう23日は、熊谷(埼玉)で41.1℃と、5年ぶりに国内最高気温の記録を更新するなど、関東や東海を中心に記録的な暑さに見舞われた。気温の高い状態は、今後さらに2週間程度は続くとして、気象庁は熱中症などの健康管理、農作物や家畜の管理等に十分注意するよう呼びかけている。
東日本は6月下旬から気温の高い状態が続いている。さらに、7月9日頃からは東日本に加えて、西日本も太平洋高気圧の圏内となり、晴れて気温のかなり高い日が続いている。
7月中旬の平均気温は、関東甲信は平年差+4.1℃、東海は+3.6℃、近畿は+3.4℃、中国は+3.1℃と、1961年の統計開始以来、7月中旬としては最も高くなった。この記録的な暑さは、8月上旬にかけても続く見込み。
平均気温(7月9日~22日までの平均)(速報値)
平均気温 平年差
新潟 27.6℃ +3.5℃
名古屋 30.5℃ +4.1℃
東京 29.4℃ +4.4℃
大阪 30.5℃ +3.1℃
広島 30.1℃ +3.1℃
高松 30.0℃ +3.0℃
福岡 29.7℃ +2.4℃なお、関東甲信は5月中旬から低気圧や前線の影響を受けにくく、降水量が平年より少ない所が多くなっている。6月の梅雨期間も少雨の状態を解消するようなまとまった雨とはならず、5月中旬からの降水量は平年の70%程度にとどまっている所が多い。
少雨の状態は、今後1週間程度は続くと予想されるため、水の管理等に十分な注意が必要だ。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180723-00010005-wmap-soci
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