長崎県警の50代の男性警視が昨年4月、「あおり運転」と取られかねない悪質な運転で女性ドライバーにけがをさせたとして、県警が今年1月、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで警視を書類送検していたことが24日分かった。長崎地検は10日付で警視を不起訴処分にした。
捜査関係者によると、警視は昨年4月、西彼時津町の一般道で、女性が運転する車に幅寄せしたり、前方に回り込んで急ブレーキを踏んだりするなど危険な走行をし、女性にけがをさせた疑いが持たれていた。地検は不起訴処分にした理由を明らかにしていない。
あおり運転をめぐっては神奈川県の東名高速道路で昨年6月、あおり運転が原因で夫婦が死亡するなどの事故が続発し、社会問題化している。
警察庁は今年1月、全国の警察に対し、厳正な捜査の徹底と積極的な免許停止の行政処分の実施を求めるよう通達。
危険運転致死傷罪(妨害目的運転)や暴行罪などあらゆる法令を駆使して取り締まりに当たるよう指示し、車間距離不保持や進路変更禁止違反、急ブレーキ禁止違反などの道交法違反には積極的な取り締まりを求めている。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180825-00000001-nagasaki-l42
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