東京医科大(東京)が医学部医学科の一般入試で女子受験生らの合格者数を抑制していた問題を受け、
文部科学省が全国81大学を対象に行っている調査で、順天堂大(同)や別の関東地方の大学など複数の私立大学でも不正な入試が行われていた疑いのあることが関係者の話でわかった。
性別や浪人の回数などを理由に合否判定で不利な扱いをしていたとみられる。
柴山文科相は閣議後の記者会見で、複数大学で不正の疑いがあることを明らかにし、「合理的な理由がなく、差異を設けていることが客観的に見て取れる。
どういう背景に基づくものなのか、大学は自主的に公表してほしい」と述べた。具体的な大学名は公表しなかった。
東京医科大の問題を受け、同省は8月以降、医学部医学科をもつ全国81大学を対象に緊急調査を実施。9月に公表した調査結果では、過去6年間の入試で男女の平均合格率を比較したところ、約8割の63校で男子が女子より高かった。一方、東京医科大を除く全校が不正を否定していた。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181012-00050052-yom-soci
みんなのコメント
大学の募集要項に、「選考においては男性優位や現役優位になります。」と書いてあれば何ら問題なかったのだと思います。どのような学生を選ぶかは、各大学の裁量の範囲だからです。東京女子医大に男性が入れなくても、不正入試とは言われません。しかし、東京医大のように、OBや有力者の子弟に点数を加算して合格させていたら裏口入学となりアウトです。いずれにしても、選考過程の透明性は必要不可欠です。