順天堂大(東京)が医学部の一般入試で、女子と2浪以上の男子の受験生を差別していた疑いがあることが、文部科学省の調査でわかった。
調査では、既に2浪以上の受験生への差別が明らかになった昭和大(同)と今回の順大を含め、少なくとも5大学に不適切な入試の疑いがあることも判明した。同省は近く事例を公表し、全国の大学に注意喚起する。
関係者によると、順大では、主に学力を測る1次試験の合否判定で、受験生の成績が下位だった場合、現役と1浪のみを合格とし、
2浪以上は不合格にしていたとされる。小論文と面接を課す2次試験でも、男子と女子で異なる合格最低点を設定し、女子を不利に扱っていた疑いがある。
同省は既に大学側に問題点を指摘。同大は18日、第三者委員会を設置し、事実確認を進めると発表した。ただ、指摘の内容は明らかにしておらず、第三者委の報告を受けて速やかに公表するとしている。
文科省の調査では、ほかに関東の別の私大が2次試験で浪人を重ねた受験生を不利に扱っていた疑いが浮上。さらに、別の私大2校でも不適切な事例が見つかったという。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181021-00050089-yom-soci
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