鳩山由紀夫元首相のツイートが、物議を醸している。1993年に宮沢喜一内閣の不信任決議案に反対し、自民党を離党した自身の「武勇伝」を誇示しながら、参院定数を6増やす改正公選法に賛成した自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長を〝挑発〟したのだ。
ネット上では、鳩山氏に賛意が寄せられる一方、民主党政権の悪政を指摘する声もある。
「私たちは(新党)さきがけを創るとき、宮沢内閣不信任案に自民党議員として反対した。そのような党にはいられないと離党した」「(進次郎氏は)不本意ながら党利党略の(定数6増)法案に賛成した。それで終わりでしたら、覚悟も終わりですね」
鳩山氏は20日、自身のツイッターにこう投稿した。進次郎氏に離党を促しているように読める。
改正公選法をめぐり、進次郎氏は、国会審議前に自民党の会合で苦言を呈した。賛成票は、採決前の発言と矛盾するため、ネット上では「進次郎、見損なった」といった批判が目立つ。
一方で、米紙に「ルーピー(愚か者)」と評された鳩山氏に対しても、「あなたに言われたくない」などと厳しい意見がみられる。
ジャーナリストの有本香氏は「鳩山氏には、あきれて言葉もない。もはや国政への影響力はなく、求められてもいないのに発言すれば、混乱を招くだけだ。静かにお休みされた方がいい。進次郎氏は何を実現したいのか理念が見えない。
政治家として、どこに芯があるか分からず、論評の対象にならない。下手をすると、鳩山氏のようになりかねない」と話した。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180723-00000006-ykf-soci
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