日本列島は15日も広い範囲で高気圧に覆われ、岐阜県揖斐川町と京都府福知山市で今年に入って全国最高の38・8度を観測するなど、各地で猛烈な暑さとなった。
熱中症(疑い含む)で救急搬送される人も相次ぎ、読売新聞の集計では、15日午後10時時点で4人が死亡し、6人が意識不明の重体となっている。
気象庁によると、15日は全国の観測地点の2割を超える200地点で35度以上の猛暑日となった。各地の最高気温は、岐阜県多治見市と京都市で38・7度、滋賀県東近江市で38・5度、群馬県館林市と大阪府枚方市で37・9度、東京都心34・5度など。
兵庫県たつの市では同日午前、草刈り中だった80歳代の男性が死亡。午後には、佐賀県太良町で農作業中の女性(91)、滋賀県米原市で草刈り中の女性(94)、大津市本堅田の住宅で男性(70)が倒れているのが見つかり、死亡が確認された。4人とも熱中症で死亡した疑いがある。
16日も厳しい暑さが続くとみられ、最高気温は埼玉県熊谷市、甲府市、岐阜市、京都市38度、名古屋市37度、東京都心35度などと予想されている。気象庁は北海道と沖縄を除く全国の各地域に高温注意情報を発表。「水分をこまめに補給し、冷房を適切に利用してほしい」と熱中症への警戒を訴えている。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180715-00050076-yom-soci
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