仙台市宮城野区の仙台東署東仙台交番で清野裕彰警部補(33)=巡査長から2階級特進=が刺殺された事件で、
東北学院大3年相沢悠太容疑者(21)=仙台市宮城野区新田2丁目=が「近現代の軍隊の変遷」をテーマに大学の卒業論文の執筆準備をしていたことが23日、大学関係者への取材で分かった。
宮城県警も事実を把握している。これまでの捜査で、容疑者はエアガン2丁を所持して交番を襲撃し、自宅にも複数のエアガンがあったことが判明。
軍隊の装備品でもある銃は事件との共通点があることから、県警は動機につながる可能性があるとみて慎重に関連を調べる。
大学関係者によると、容疑者は大学で文学部歴史学科に在籍。軍隊の装備品などの歴史を題材に卒論を執筆できるかどうかを担当教官に相談していたという。
容疑者が交番襲撃時に身に着けていた二つのウエストポーチのうち、一つは軍隊の装備品に多い迷彩柄だった。機関銃型のエアガン2丁と複数の弾倉なども持参し、事件後、交番の床にはBB弾と呼ばれるプラスチック製の弾が数十個、散乱していた。
県警は銃に強い関心を持つ容疑者が警察官の拳銃を奪う目的で交番を訪ね、応対した警部補にエアガンで弾を発射して威嚇後、剣鉈(けんなた)状の刃物で刺殺した疑いがあるとみている。
容疑者は交番にいた別の警察官に銃撃されて死亡した。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180924-00000010-khks-soci
みんなのコメント