■「デート援交」を取り締まる、大阪府警の「サイバー補導」部隊
夕方のJR大阪駅。スマートフォンを片手に人を待つビジネスマン風の男性。 そこに制服姿の少女がやってきました。【男性】
「モカさん?」
【少女】
「あ、やっぱり」軽く言葉を交わした直後、周りにいた大人たちが少女を取り囲みました。
実は、待っていた男性を含む「大人全員」が「大阪府警の捜査員」
いわゆる「デート援交」を取り締まる、「サイバー補導」部隊です。
17歳の少女は警察の施設で事情を聴かれ、常習性があるとして児童相談所に一時保護されました。
■その気軽さは危険と隣り合わせ…「デート援交」の実態とは?
街の少女たちに話を聞いてみると…Q:デート援交知っている?
【16歳の高校2年生】
「知ってます。ツイッターとかでパパ活(=デート援交)してる…みたいなん流れてきたり、友達の友達がしてるみたいな。はやってますよ。私はやらないですけど。やってると思います。身近にも普通にいると思う」【16歳の高校1年生】
「同じ高校の2年生の人の(ツイッターの)裏アカウントが見つかって、今から1万円で会える人みたいなんあって『えー』って、みんなでなった」ツイッター上には「デート援交」という言葉が飛び交っています。
【記者リポート】
「こちら17歳の女子高校生を名乗る人物の書き込みなんですが、1時間4000円と交通費1000円を支払えば2人きりで食事や買い物が出来ると書かれています」書き込みの多くは女子高校生ですが…中には「14歳の中学生」と思しき書き込みも…。
待ち合わせの場所や時間とともに「性的行為は一切なし」「門限20時」などと細かくルールが載せられています。「デート援交」はSNSでこうした条件を見た男性側が連絡を取って、少女とデートをする仕組みです。
■「軽いノリ…」「会った人は40代、50代の普通の会社員」
【デート援交をしているなつみさん(仮名・20歳)】
「軽いノリ、みんなやっているし、やろうかなって。お茶行って5000円やったら得かなって」取材班は数年前に友人の勧めでデート援交をはじめたという、20歳のなつみさん(仮名)に話をきくことができました。
【デート援交しているなつみさん(仮名)】
「駅で待ち合わせしてカフェ行ってしゃべって終わりみたいな。会った人は40代、50代くらいで普通の会社員って言ってました」引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180825-00010000-kantele-soci
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