アメリカの宇宙開発ベンチャーSpaceX(スペースX)は9月18日、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの代表取締役社長・前澤友作氏と、月の周囲を飛行する宇宙旅行の契約を結んだと発表した。実現すれば民間人として初めての月周回旅行になる。
スペースXは、2002年に起業家のイーロン・マスク氏によって創設された。周回飛行には、同社が人類の火星移住を目指して開発中の大型ロケット「ビッグ・ファルコン・ロケット(BFR)」を利用する。
日本時間18日午前、前澤氏はマスク氏とともにスペースXの記者会見に登壇。英語で「子どもの頃から月が大好きだった。月を見るだけで想像力が満たされた。
この機会を逃すことはできないと考えた」とスピーチした前澤氏は、6~8人のアーティストを月周回旅行に同行させるプロジェクトも発表した。
プロジェクト名は「#dearMoon」で、2023年に実現を目指す。招待されたアーティストたちには、月と地球を周回飛行して得たインスピレーションをもとに、作品を創作してもらうという。
なお、周回飛行にかかる一連の費用については、「答えられない」とした。
「最初の旅行客は前澤氏?」 憶測が広がっていた
同社は13日、大型ロケット「BFR」に乗って月の周りを飛行する契約を個人と初めて締結した、と公式Twitterで発表していた。
発表のツイートに付いたコメントに返答する形で、マスク氏は日の丸の絵文字を投稿。契約者が日本人であることを示唆していた。
さらに、前澤氏が9月初旬、「今月中旬頃に『個人的な活動』についての発表をします」とツイートしていたことから、Twitterなどネット上では契約者が前澤氏ではないか、との憶測が広がっていた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180918-00010000-huffpost-soci
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