【バンコク時事】タイ北部チェンライ郊外の国立公園にある洞窟で行方不明となっていたサッカーチーム所属の少年ら13人が2日夜、洞窟内を捜索していた救助隊により、消息を絶ってから9日ぶりに発見された。
13人は会話できる状態で命に別条はない。救助隊は引き続き、洞窟外への救出作業を行う。
チェンライ県のナロンサク知事によると、13人は避難しているとみられていた空洞から300~400メートル離れた場所で見つかった。プラユット暫定首相は「すべての国際救助隊の多大な尽力に感謝する」との声明を出した。
タイ海軍特殊部隊によれば、洞窟内の拠点を2日午後5時半(日本時間同7時半)にダイバー2人が出発。同9時38分(同11時38分)に13人を発見した。今後、応援のダイバーや医師団を派遣。食料を届けると同時に排水作業を進め、早期救出を目指す。
11~16歳の少年12人と男性コーチ(25)は6月23日午後、洞窟に入り、大雨に伴う増水で出られなくなったとみられていた。捜索活動は24時間態勢で行われ、米軍や英国の洞窟救助専門チーム、国際協力機構(JICA)の専門家ら外国の救助隊も参加。しかし、雨が断続的に降る中、濁水に阻まれて作業は難航を極めていた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180703-00000003-jij-asia
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