【エルサレム時事】シリアで行方不明になっているジャーナリストの安田純平さん(44)とみられる男性が日本語で助けを求める動画が31日までに、インターネット上で公開された。
ただ、この男性は「ウマル」と名乗り、国籍は「韓国人」と主張しており、安田さん本人かどうかは不明だ。
動画は約20秒で、タイトルは「シリアの日本人人質からの訴え」。男性は、過激派組織「イスラム国」(IS)の映像で殺害される人質が着ている囚人服に似たオレンジ色の服を着用し、背後には銃を構えた覆面の男2人が立っている。
男性は、撮影日は7月25日だと言い、「とてもひどい環境にいます。今すぐ助けてください」とかすれ声で訴えている。
安田さんは2015年6月、取材目的でトルコ南部からシリア北部に渡った後、消息が途絶えた。シリア北西部イドリブ県でイスラム過激派組織「シリア征服戦線」(旧ヌスラ戦線)に拘束されたとみられていた。
これまで安田さんとみられる動画や画像を入手してきたシリア人男性によれば、安田さんは最近、同組織からの分派としてできた別の過激派組織に拘束されているといい、「精神的にも病んでいる可能性がある」と指摘した。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180731-00000123-jij-m_est
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