【AFP=時事】内戦下のシリアで2015年に拘束され、先日解放されたフリージャーナリストの安田純平(Jumpei Yasuda)さんは25日夜に無事帰国し、喜びに沸く親族や支援者らの歓迎を受けた。拘束されていた3年余りを「地獄」だったと振り返る安田さんは、妻や両親との再会を果たした。
ただ、海外で人質になった安田さんのような日本人は、紛争地域に渡航する捨て身の行動で厳しい批判にさらされる。
安田さんは帰国前からインターネットなどで、無謀さに対する非難から日本人ではないとの言いがかりまで、怒りに満ちたさまざまな誹謗中傷を浴びせられている。
ツイッターでは世間に迷惑をかけているとの投稿や、安田さんを非国民扱いするつぶやきもみられる。
安田さんはイラク戦争などに関する本を執筆し、日本のテレビで報道が取り上げられたこともある。
今回安田さんに向けられている反発は、人質となっていた記者が解放された際の他の国々の受け止め方とは大きく異なる。
イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に拘束されたフランス人記者4人が解放された時には、当時のフランソワ・オランド(Francois Hollande)仏大統領が帰国した4人を出迎えた。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181028-00000025-jij_afp-int
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