菅官房長官は23日夜、緊急会見を開き、シリアで武装勢力に拘束されていたジャーナリスト・安田純平さんとみられる男性が解放され、トルコ・アンタクヤの入管施設にいるとカタール政府から情報が入ったことを明らかにした。
政府は本人確認を急ぎ、アンタクヤに大使館職員を派遣。確認は日本時間の午後3時以降になるという。
安田さんは2015年6月、内戦取材のためシリアに入り音信不通に。2016年3月、インターネットに安田さんとみられる男性の動画が投稿され、拘束が明らかになった。
2018年7月には、銃を持った2人の人物の前にひざまずき「とてもひどい環境にいます」と話す安田さんの動画も公開された。
拘束から約3年半、安田さんはなぜいま解放されたのか。AbemaTV『けやきヒルズ』では、イラク戦争取材を機に安田さんと親交があるという、ジャーナリストの綿井健陽さんに見解を聞いた。
安田さん解放の情報に「まだ顔や表情、声を直接聞いたわけではないので、喜ぶ準備をしているような感じ。とにかく長かった」と心境を語る綿井さん。
安田さんは「ヌスラ戦線」と呼ばれるシリア反政府勢力に拘束されていたとみられるが、その点について「イスラム国(IS)と違って、基本的に外国人の非戦闘員は殺害しないというグループ。身代金によって解放されるケースの方が多かったので、殺害されることはないと思っていた」という。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181024-00010011-abema-int
みんなのコメント