【ニューヨーク=岡部雄二郎】韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は26日、国連総会の一般討論演説で、「我が国は『日本軍慰安婦』の被害を直接経験した」と発言した。
日韓両政府は2015年末の合意で、慰安婦問題を巡る国際社会での非難を互いに控えることを確認しており、今回の発言は日本側の反発を呼ぶ可能性がある。
文氏は演説で、紛争地域における性暴力の問題を論じた際に慰安婦の被害に言及した。日本政府に対する直接的な批判はなかった。
慰安婦問題は、25日にニューヨーク市内で開かれた日韓首脳会談でも取り上げられた。文氏は安倍首相に対し、日韓合意に基づき元慰安婦を支援するために設立された「和解・癒やし財団」が「(元)慰安婦のおばあさんと国民の反対によって正常な機能を果たせず、
枯れ死ぬしかない状況だ」と述べた。近く財団を解散する方針を事実上通告したものと韓国国内で受け止められており、日韓合意の形骸化が進みかねない状況だ。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180928-00050031-yom-int
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