【AFP=時事】日米が最終合意した新たな貿易協定について、両国政府は「ウィンウィンの合意」と強調しているが、日本国内の肉牛農家からは、さまざまな問題に苦闘する畜産業界にとどめを刺す結果になりかねないと危惧(きぐ)する声が上がっている。
日本の肉牛農家は既に、環太平洋連携協定(TPP)と日欧経済連携協定(EPA)の2つの地域貿易の枠組みに適応することを求められ、苦悩している。だが、日米貿易協定がもたらす圧力はこれまでより大きくなると、畜産関係者は警戒感を強める。
「今までのTPP(メンバー国)だと、確かに輸入品は安いけれども、品質ではじゅうぶん対抗できる国だった」と、北海道・JA士幌(Shihoro)町畜産課の吉川晴美(Harumi Yoshikawa)さんは指摘した。
「ところが、米国とは(オーストラリア産牛肉などと比べ)品質的にはより競合するので、その点では心配」
北海道鹿追(Shikaoi)町で約4300頭の肉牛を飼育する大平畜産工業(Ohira Livestock Industry)の川合昭夫(Akio Kawai)社長(61)は、「政治の上のほうの人たちは、生産者のことなんか全然考えていない」と憤る。
自分としては何とか経営を続けるつもりだが、「牛飼いなんてやめてやろう、と思う人たちは出てくるかもしれない」
「国産牛はおいしいし、安心、安全でそれを選ぶ消費者もいるかもしれないが、(中略)米国産牛肉は圧倒的に安いから、それがいいという人たちもいる」(河合社長)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190929-00000000-jij_afp-int
ネットの反応
食料という分野を経済合理性のみで語る人たちの多さにびっくりする。アメリカが売りつける農産畜産物はあくまでアメリカ国内であまった分である。つまり食料生産の大前提は国民の胃袋を満たすこと=食料安全保障の充実である。
それでも余れば売ろうというのであれば問題はないが何故に食料自給率が壊滅的な我が国で国産を輸出すれば、などと寝ぼけたことになるのか意味が分からない。今だけ金だけ自分だけ。
視野が狭すぎてマクロ視点で考えられないから結局この国はどんどん死んでいくのだ。第一次産業保護は先進国であればどの国も行っている、そのため日本よりも物価の高いと言われる欧米でも食料品などは安いのだ。国産の食料品が高いのは国の保護が全く足りていないことを意味している。
実際に先進国の農業分野における補助金や個別保障などは日本が断トツの最下位である。しかもアメリカ産穀物はほぼすべてからグリホサートが検出されているのに喜べない。
日本の和牛は高級品としてもっと高くして海外に輸出すればいいと思う。日本は昔から良いものを安くという精神で、それ自体は尊いことだが商品の差別化を図るべき。
自動車の場合は、図らずも輸出台数の自主規制でプレミアが付いてアメリカでは高級車になり、それが功を奏している。金持ち相手の商売というのは不景気になっても強いから、その点でも有利。
牛肉は高級品として作るか、
安い肉ならシステム自体変える必要があるんだろね
アメリカに価格落とせて日本ができない理由ってなんだろね。
和牛の人気は海外にも人気あるときくから
それが売れるようになると安倍はそれをおり込んでるのかもね
価格が高いため一般庶民が和牛を食べることはほとんどない。ほとんど関係ない。
一般庶民が食べているのは乳牛だから、乳牛を生産している農家が多大な被害を受け、牛乳の生産に影響が出るだろう。バターの輸入で、農業を辞めた牛乳農家もあった。今回日米貿易協定の犠牲になる牛乳農家も出るだろう。
農業を守る都いう自民党政治家、しかし、彼らの中農業をやった経験のある政治家がいるだろうか?
おそらくないでしょうね。
土地が狭い日本の農業と大規模な農業の米国と同等には絶対考えられないのだ。そんな常識も理解していない自民党政治家に期待できるものはない。
モンサントが裁判に立て続けに負けてることは日本ではあまり報道されてないですね。
行先を失った枯葉剤入りの小麦などは捨てるのでしょうかね。
日本になら輸出できますが…
>もし食糧危機が起きたら、自動車の鉄でもかめばいい
こんなこと言ってるから見切られるんだよ。
食糧危機が起きないように輸入先を地理的に多様にしておく必要がある。そのための投資は何兆円でも可能。なぜなら農家にそれだけの補助金をくれてやっている(2兆3000億)のを止めればいいだけだからね。
食料は自給率を下げ、数多くの国から輸入するようにするべき!
本来、自給率の低い日本特性、農家を甘やかすことによる弊害、、、
それより、多くの国々と取引し、リスク分散に舵をとるべき。
品質で競合しない牛肉の生産にシフトしていくしかないのだが、安易に和牛の精子を海外流出させる輩もいる。野菜果物の分野でも然り。
生産を止める農家が最後の収入を得ようと、そういった生産に欠かせなかった「タネ」を手放す場合は、必ず国内の信頼のおける団体組織が相応の価格で買い取るようにしないといけないだろう。
和牛は、米国産とジャンルの異なる物として、差別化するマーケッティングが必要だと思う。
その証として、和牛の輸出も増えている。地元の和牛がブランド化しているが、輸出が増えて地元価格が上昇しているのが困った現象。
シチュウやカレーなどの、他の具材と併せた煮込み料理には輸入品を用いて、焼き肉やすき焼きは和牛が良い。個人的な希望は、霜降り和牛でも脂身の少ない方がが好みだ。
東京にあらずんば日本にあらず!
自動車関係にあらずんば工業にあらず!
公務員にあらずんば人にあらず!あとは民間人です。人と民のはざま、半魚人と同じ!
問題はJAだと思うよ、飼料とかその他もろもろ割高で独占的に販売し、買取価格から手数料的な搾取、JAって何?農家から吸い上げて利益を上げる貸金業者のようなもの、ここを改革すれば、じゅぶんに対抗できるんじゃないか
畜産農家は心配?いまさら何故?
輸入肉が和牛肉に匹敵する「味」ならあきらめるべきです
輸入肉購入は決まった用途、購入層がもう出来てます
そうでないなら、一般家庭では、現在の価格なら和牛を選ぶでしょう
将来的には温暖化で食糧生産が真綿で首を絞めるように減少してくるのは目に見えています。工業生産も重要ですが食糧安保も考えておかないと2050年代には食糧確保が難しくなることも予想されます。
保護は問題かもしれませんが将来の食糧確保策を考えた政治を行う必要がありますが、今の政治家に危機感があるかが問題です。
先進国に肉輸出するのはめちゃくちゃ衛生レベルの敷居が高く設定されてる。しかも中国みたいに政治的な判断で輸入を認めない国もある。日本もわがままなくらいの交渉が必要だと思う。
『日本が売られる』 (幻冬舎新書)を、読みました。もうコワ過ぎ。
TPPやグローバル化に対抗できるのは、反グローバル主義の
山本太郎れいわ新選組しか、居ない!
安い牛肉がないから国産牛を買ってたわけじゃないからね。生産者はわかってないな。価格帯が違う。
和牛は日本人の魂、それを近隣盗人国家売るのは売国奴(受精卵)。
和牛の未来は未来永劫。
日本万歳。
これは牛肉だけでは済まないように思うそのうち 種子法廃止により穀物(米)などもいづれ一方的な日本政府は持っていかれかねない。
新自由主義、自由競争、グローバル、聞こえの良いフレーズを政府は使用いて国民を欺く、ウィンウインも然だろう。
標語って戦前もそうだけど本当なのか確かめないと自滅する。
食料自給率は深刻です。
日本人の所得低下しているなか、
確実に農家は衰退するだろう。
和牛は和牛で高すぎる。
良いものが売れる時代の終わりはもうそこにある。
支援なきゃやれないなら辞めてしまえば。
味に自信あるなら今まで通り庶民に手が届かない価格でやって行けば良いだけ。
私は安い輸入品で満足度だし子供たちにもステーキ頻度上げられるのでどんどん輸入牛肉安くなってほしい!
ダーウインによれば生物が生き残れるのは強いことではなく、賢いことでもなく最大の条件は「変化に対応できること」らしい。
左派の政府批判に乗せられても何ら利はない。
日本の農産業は自ら目覚めよ。
日本の農業も守ってばかりでなく外へ打って出た方が良い。
和牛の価値は畜産農家が知っている事。買い叩く業者がいれば直に対処すればよい。
今回の件は自動車産業の脆さが露呈しましたね。
アメリカが脅しかけたら簡単に傾く業界。
それだったらひれ伏せて酪農の餌代とかに助成出した方がまだ得だと言う考え方でしょう。
ただ助成でてもそれ以上に経費増える状況で利益増えなきゃ誰か酪農する?しねぇーよな。
工場もアメリカなど海外に作り日本の雇用を減らし続ける産業と共倒れなんかしたくないね。
自動車産業もいい加減補助や利権頼みやめさせて自由競争し巻き込まれよって思うね。
家電みたいになるぞ。
畜産農家が経営を知らずに、生産ばかりしているために競争力をなくしている。
物づくりとよくいうが、それしかできないと販売やマーケティングと生産が噛み合わない。最も新市場に出るときに必要な経営力ゼロで良いものだから売れるでは失敗する公式。
本来はJAあたりが経営指導し農中も経営統合を助けるとかすれば良かった。これらの組織はそういった能力に欠けただの天下り組織となった。
農畜産物では譲歩しておきながら、自動車関税では先送りと、とてもウインウインとはいかないような結末…。
一度絶滅したものは二度と蘇らない。
安い輸入肉と高価で美味しい和牛肉はもう既に住み分けが出来ていると思う。普通の家庭でいままても和牛肉は普段食べられる値段の肉ではないから、特別な時に奮発して食べる肉。
普段食べてる輸入肉が安くなることは良い事だと思います。今まで通り特別な時には美味しい和牛肉を食べると思う。
食料はそう遠くない将来、世界規模で争奪戦が始まるはず。相対的に国力の落ちてくるであろう日本が今までのように安価に食料が手に入ると思わない方がいい。
この記事を書いた記者は、もっと勉強をしなさいよ!
和牛と牛は違うよ!!!
例えるならば、マグロでも、キバチマグロのトロと黒マグロのトロでは、味も値段も断然価格差あるよね。。。???
同じ、黒マグロのトロと赤身では味も値段も断然価格差あるよね。。。???
わかるよね!
でも、日本の農業、畜産の効率性の悪い事!!!
これでは、後継者も出てきにくい!
これを改善するために、団体で運営・多角化を考えるとか、
しないと、これは生産者だけの問題ではなく、消費者にも
影響を与える。
機械化、自動化、IT化、等を考えるべき!!!
これは、農林水産省だけではなく、科学技術庁、経産省を含めて
考えるべき、国家の基盤の問題でしょうね!!!
この記事を書いた記者は、もっと勉強をして、掘り下げて
記事を書こうね、薄ぺらいよ!!!
和牛が終わるのなら、大間のマグロはとっくの昔に終わってる。
値段だけにこだわるのは貧乏人。