【ニューヨーク=橋本潤也】米東部ペンシルベニア州のカトリック教会で、70年間にわたり300人以上の聖職者が子供への性的虐待に関与したことが、州大陪審が14日に公表した報告書で明らかとなった。
被害者は少なくとも1000人に上るという。報告書は、教会が虐待を行った聖職者をひそかに別の地域に異動させるなど、組織的な隠蔽(いんぺい)を行っていた実態も指摘した。
報告書は同州の八つの教区のうち6教区を対象として、1947年から現在に至る教会の内部文書や被害者からの聞き取り調査を基に作成された。内部文書は計50万ページにも及び、調査には2年かかったという。
報告書によると、被害を受けた子供はほとんどが男子で、多くが思春期前だったという。虐待に関与した司教や大司教、枢機卿などの高位聖職者の責任が問われることはなかった。教会は虐待に関与した聖職者に住宅や生活の保障を続け、異動する際にも、理由を公表しなかったという。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180815-00050098-yom-int
みんなのコメント
ひどい話だ(ToT)かわいそうに!!
あるマリア像が涙を流していると聞いたことがある。確かに泣きたくもなるよね汗。神様も嘆き、怒り苦しんでいることだろう。神の沈黙もそろそろ限界?