【ソウル=名村隆寛】韓国の釜山大学は2日、鳩山由紀夫元首相に政治学の名誉博士号を授与した。鳩山氏は授与式に続き、記念講演を行った。
聯合ニュースによると、鳩山氏は授与式に先立つ記者団との懇談で、慰安婦問題をめぐる日韓合意に基づき設立された
「和解・癒やし財団」の解散を文在寅(ムン・ジェイン)大統領が示唆したことについて「合意が守られないことを心配した。
重要なのは韓国国民が納得できる方法で問題の解決を模索することだと思う」と明言したという。
また、韓国・済州島(チェジュド)で10日から開かれる国際観艦式で、海上自衛隊の艦船が自衛艦旗の「旭日旗」を掲揚することについての質問に対し、
鳩山氏は「安倍晋三首相は強い日本を作りたく、大日本主義に執着している。私はそのような考えには同意しない」と答えるにとどめ、直接的な言及は避けた。
記念講演には元慰安婦の韓国人女性も駆けつけた。女性は「(2015年に)ソウルの西大門刑務所跡地を訪れ、ひざまずき泣いている(鳩山氏の)姿を見て、このような人がどこにいようかと思った。日本人の中で本当に最高の人だと思った」と発言。
「(鳩山氏が)慰安婦問題を解決すると約束してくれ、私も手紙を書いて送りもした」などと、かつての鳩山氏とのエピソードを紹介したという。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181002-00000640-san-kr
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