【チェンライ(タイ北部)西脇真一】タイ北部チェンライ県の救助当局は8日夕、同県の洞窟に取り残された地元サッカーチームの少年12人とコーチの13人のうち、まず4人が無事救出されたと発表した。4人はチェンライの病院に収容された。病院関係者は「4人の状態は安定している。救急病棟で、引き続き健康状態のチェックを受けている」と語った。当局によると残り9人の救出は9日以降になるという。
現地は今後、激しい雨が予想され、再び洞窟内の水位が急上昇する可能性があるため、救助当局がダイバーらによる救出着手を決定。同日午前10時(日本時間同正午)から作業を続けていた。
13人はチームの11~16歳の少年12人と25歳のコーチ1人。6月23日に連絡が取れなくなり、地元国立公園内の洞窟の入り口で少年らのものとみられる自転車が見つかった。
13人は洞窟内に入ったが、その後の豪雨による増水で出られなくなったとみて、軍や警察が内部を捜索。今月2日、9日ぶりに約5キロ離れた全員の無事が確認された。約2000人態勢で洞窟内の排水をしたり、少年らに食料を届けたりするなど、脱出に向けた準備が続いていた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180708-00000063-mai-asia
みんなのコメント