菅義偉官房長官が韓国外交部の遺憾表明に反論しながら遺憾を表明した。
菅官房長官は7日午前、定例記者会見で、前日に強制徴用判決をめぐり韓日関係の発展に役に立たない言動を自制するよう求める韓国外交部の声明を一蹴しながら「今回の判決は日韓請求権協定に明らかに反しており、極めて遺憾」と述べた。
続いて「日韓請求権協定は、司法府も含めて、当事国全体を拘束するものであり、大法院の判決が確定した時点で、韓国による国際法違反状態が生じた」と批判しつつ
「日本としては韓国政府に対し、こうした国際法違反状態の是正を含めて、直ちに適切な措置を取ることを求めている。現時点では韓国政府が具体的にどんな対応を講じるのかについて見極めをしている」と述べた。
これに先立ち、韓国外交部は6日夕方、河野太郎外相が韓国大法院の強制徴用賠償判決を「暴挙」と批判したことに対して「過剰対応」としながら遺憾を表明した。
韓国外交部は「「日本の責任ある指導者が問題の根源は度外視したまま、我々国民感情を刺激する発言をしていることに対して非常に懸念している」と強調した。
一方、菅官房長官はチョ・ヒョン韓国外交部第1次官と長嶺安政駐韓日本大使が会談をし、強制徴用賠償判決に対して話をした点を明らかにしながらも、「日韓関係について意見交換を行った。内容は外交上のやり取りのため控える」と述べるにとどまった。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000002-cnippou-kr
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