「ぬれ煎餅」に続く商品として発売
千葉県の銚子市内を走る銚子電鉄は2018年7月25日(水)、スナック菓子「まずい棒」を8月3日(金)から販売すると発表しました。
鉄道事業の赤字を埋めるべく銚子電鉄が副業として製造、販売している「ぬれ煎餅(せんべい)」。同社によると、収入の約7割がこの「ぬれ煎餅」によるものといいます。
しかし近年、売れ行きが不振で赤字に転落。鉄道事業に対する国の補助金も減り、このままでは「まずい」という状況に。そこで今回、「ぬれ煎餅」に続く“救済”商品として、「まずい棒」を発売するといいます。
銚子電鉄によると、「まずい棒」は実際はまずくなく「正直、おいしい」とのこと。第1弾はコーンポタージュ味ですが、今後、バリエーションを増やしていきたいといいます。
商品は同社の「お化け屋敷電車」を企画、演出した怪談蒐集家の寺井広樹さんが考案。「経営状況がまずい……」にちなんで「まずい棒」と命名しました。
パッケージのイラストはホラー漫画家の日野日出志さんによる描き下ろしで、キャラクターの名前は「まずえもん(魔図衛門)」。「安銚18年9月31日生まれ。『まずい……』という言葉に反応して魔界からやって来る異星人で銚電ファン」という設定です。
「まずい棒」の価格は15本セットで600円(税込)ですが、1本50円(税込)でのバラ売りも予定。8月3日(金)の「お化け屋敷電車」で販売がスタートし、10日(金)ごろからインターネットでも販売される予定です。また、まずえもんのイラストをプリントしたTシャツ(3240円)も発売されます。
銚子電鉄の竹本勝紀社長は「『まずい……もう1本!』を合い言葉にぜひお買い求めいただきたいです。皆様の温かいご支援を心よりお待ち申し上げます」としています。
乗りものニュース編集部
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180726-00010007-norimono-bus_all
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