ネットの反応

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最近、農協牛乳そっくりのパッケージの「農協果汁」なる商品を見掛けるようになりました。
なにやら、国産100%のみかんジュースらしく、ちょうどグリコ騒動でトロピカーナが無くなった所に並んでいたため、買ってみましたが、美味しかったです。価格もトロピカーナオレンジと大差なかったので、国産果汁飲料は商機かもしれないですね。
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農家ですが、ごめんなさい。
ほとんどただ同然の加工用ミカンなんて作っていたら、生活が成り立たないです。そもそも青果向けミカンですら、高齢化など農業従事者の減少でどんどん減って、国内需要をまかなえていないので、わざわざ加工用を作る農家はいないです。

ミカンは果柄部分の画像認識が難しいので、収穫ロボットも現時点では不可能とされています。

リンゴなど落葉果樹は省力化に向けた樹形などの技術が開発されましたが、それでも新しく改植する農家はほとんど出ていません。

いきなり国産を、と言われても産地も困惑します。
25年後に農家数は20%くらいまで減少するのはほぼ確実なので、国民の需要はほとんど満たせません。申し訳ありません。

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日本は国土が山だらけでひどいので何でもかんでも自給自足できる訳じゃない。米、水産物、一部野菜、ミカンリンゴなどごく少数の果物、これらは最低限守るべきだけどそれ以外で輸入に頼るのはやむ無し。そもそも加工用果実なんて安すぎて日本で作れるわけがない。なぜ日本の果物は高級品ばかりかと言うと、大量生産できないからいいものを作って付加価値をつけないと儲からないから。

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愛媛県八幡浜市の道の駅へ行って驚いた。何十種類ものミカンジュースが並んで壮観。ミカンの種類があれ程あることを知らなかったし、そのどれもが美味しい。愛媛県の試験場と農家の努力が報われるよう願う
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みかんの木の種類は多いが
フツウに種から植えて5年くらいで
多くの実がつくようになる。
苗木を買って植えれば数年で実は付くが
果樹は樹木が甘く害虫駆除が必要だから少し手間がかかる。
ブドウとか種類によってはカーポトのルーフの下に
蔦を這わせてやれば手入れもせずに何処でも育つし
ウチの家では夏には100房以上の収穫があって
実が小ぶりでも朝摘みは凄く美味しい
やってみたらどうでしょう。
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このニュースを見て 近くの自販機コーナーへ行ってみましたが 5台の自販機に オレンジ果汁入り飲料は 一つも有りませんでした少し高いですが 三ヶ日の 「青島みかんジュース」100%みかん果汁です
本当に みかんを絞りましたと 言う味で 美味しいです
高いので ほとんど贈り物として買うだけですが 喜ばれます

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ここまで原料コストが上がると、既存商品の価格改定に労力を使うのも非効率。それに現行品値上げしたらマスコミが喜んで騒ぐし。
だから現行品を一旦終売して、新しい商品を新しい価値で発売して各メーカー談合の上で新しく市場の価格形成を行うのが一番いい。
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原材料の高騰でトロピカーナオレンジが作れない。でも同じような値段で日本の農協のジュースが売られている。
輸送費等考えても、それはより小規模で手間のかかるはずの日本の農協のみかんが安く取引されているっていうことですよね。喜ばしいことではないですよ。
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> 農家ですが、ごめんなさい。
ほとんどただ同然の加工用ミカンなんて作っていたら、生活が成り立たないです。そりゃそうですよね。
加工用のみかんを作ってるんじゃなくて、青果として売れない傷有りとか規格外のみかんが加工用に回るんでしょ?私、農家じゃないんで詳しいことは分かりませんが、そんな認識ですけど…間違ってますかね?

ちなみに、みかんの6次産業化を進めている農家さんがいらっしゃると聞いたことがあります。素晴らしいことです。

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>それは、チャンスかも、自給自足に 切り替える、事。
これからは 米とか 小麦とかも、 政府の後方支援で 進めるべき!言うのは簡単だが、農業をする人がそもそも居ないでしょ。
それでもやるのだとしたら、国営か企業による大規模な農場を運営するしかないでしょう。
ただ、国営は旧ソ連が大失敗してるから、国営でやるなら、失敗しない為に研究は必要か。

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消費者は安くて品質の高いジュースを求めるのは当然なんだけどね。
100%ストレート用の果汁はそこそこの品質を求められるけど買取単価は安いし。それ以外の加工用のミカンなんて二束三文で買い叩かれるよ。
1日頑張って収穫して軽トラック1杯(350kg)出荷して6000円くらいだぜ。
夫婦2人なら日給3000円。
専業農家なら市場に出せる物もあるだろうからまだやれるけど、兼業ならバイトに出た方がマシってなるわな。
それまでに肥料や農薬のコストも掛かるからアホらしくなる。

ならば、出荷せずに自家消費して残りは畑の隅っこにでも埋めておけってなるのよ。

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国内産の果汁に期待する声もあるけど、国内も温暖化の影響で、今までみかんが取れていた「温暖な地域」では暑すぎて生産量が落ちているという話を聞きました。
涼冷な気候を好むりんごも暑さや日焼けで生産量が落ちているとか。
みかんには暑すぎるようになった地域は、ブラッドオレンジなど、暑い地域に適した柑橘に転作している農家もあるようです。
暑くてぶどうの色づきも悪くなったりするので、色を気にしなくていいマスカット系に切り替えるなど工夫している。
今まで普通だった国内産の果物も、贅沢品になりそうですね。
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野菜もですね。暑過ぎが普通になってきたので、まあベトナムとか東南アジア辺りの外人さんが増えてきたのもありますが、あちらの野菜の生産に本格的に取り組む農家さんも増えてきたし、スーパーや八百屋でも見るようになりました
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日本産の果汁を国内の消費に回してる場合じゃない。海外で不足していて、円安なのだから輸出する好機です。世界では人口は急増してるので、その他の農産物も高騰していて需要は高まっています。先見のある農家は国内消費よりも、輸出に目が向いています。日本人に食わせてる場合じゃない。
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反対に言えば、今まで寒くてできなかった地域でもミカンの栽培ができるようになったってことだよ。そういうふうに考えないとな。
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無駄に人間が増えすぎた。かなりの仕事がAIで代替可能になるのに人増やしてどうするんだ?
最後は介護や兵隊さんとか誰もやりたくない仕事ばかりが残りそうだけど。
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>今まで寒くてできなかった地域でもミカンの栽培ができるようになったってことだよ。何年後?

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これは農協さんに期待ですね。これに限らずカロリーベースでしか自国生産を統計発表していない農水省の政策も見直して欲しいです。米は海外にも売れますし、豆とトウモロコシの国産比率はどんどん増やすべきです。
日本の土は他の国とは全く異なる質で良質であり、雨量も多く山地も多いことから水捌けも良く、これらの耕作にはとても適した環境です。トウモロコシに関しては広大な土地が向いていますので、必然的に北海道が望まれるでしょう。
加えて水資源の確保も大事です。
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何でもそうだけど、原産国が1番強い。
輸入に依存してる日本は海外の余剰在庫の調整弁でしか無く、ひとたび自然環境の変化や戦争などの有事が起これば物は入って来なくなる。
生殺与奪の権利を海外に委ねるという事でもある。
だからこそ自給率向上と国内の第一次産業を育てる必要があるんだ。
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農家は廃業が進んでいるのが現実ですよ
農家だけじゃない、身体を使って汗だくになって働く仕事はここ30年以上常に人手不足です
今までは昭和20~30年生まれの人が支えていた仕事
そしてこれからそれらの仕事は人手不足で、今までと同じ様な供給は難しくなります
水道の蛇口を捻るとお湯が出る
本当に日本では普通の事ですが、そのお湯が出る環境を支えているお仕事って身体を使って汗だくになって働く仕事なんですよ
そんなお仕事の世界で一緒に働いてくれる事願いつつ、安い給料で働きながらお待ちしておりますよ
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そもそも農業やりたい若者なんて、テレビとかで特異的に報道されてるだけで、全体数は全然いない。
というか農業に限らず、3K仕事全部人手不足でしょ。職人なんてそこらの高卒事務職・営業職よりよほど稼げるのに成り手不足。
農業は本当に稼げないからさらに難しい。
そもそも日本は営利会社が農地もっちゃいけないとか、戦後の農地改革で農地を細切れにしたから大規模農業ができず効率経営で生産性を上げることができない。
この辺の規制や耕作放棄地含め農地の集約化をして生産性の高い農業をやっていかないと農業経営の所得が上がらす魅力ある仕事にならない。
キツい仕事の担い手を増やしたいならリターンを大きくしないと。
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子供が自閉症で高等特別支援学校に通っている。ここでは社会に少しでも参加できるよう労働体験がある。そこには組み立てであったり農業、畜産業であったりさまざまである。そこでどこの父兄も心配しているのが卒業後の問題である。主なのが市などの運営する作業所でのボールペンの組み立てやお土産の箱の組み立て程度の組み立てがほとんどである。一般企業への就職はたとえ障害者枠でさえも困難で学校が斡旋するというよりハローワークで見つけて来いというスタンス。そこでそういった障碍者が就労できる農業や畜産業に参加できるようにできないものだろうか。そういう枠組みを行政が行って農業や畜産業で社会参加してもらう取り組みはどうだろうか。それが完全解決にはならないが、少しでも第一次産業従事者を増やすこと。かたや働き口できちんと働きより多くのお金を得ることができればお互いWin-Winの関係になる。
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理想はそうだけど、じゃあ自分が農業やる?となると全くやりたくない人が多い。
実家は兼業農家だけど、都内で専門職しているので、実家に帰っても到底できないと思う。
完全に補うわけじゃなくて、ほんの部分的にも。
まあ、実家が実家だから、普通の虫は怖くないけど
マダニとかは親よりも遥かに怖がるし(それじゃ畑の茂みの中には入っていけない)
体力的にも無理。国防的な観点で考えるなら、全作物の自給率アップは到底無理なので
基礎的な作物だけでも集中的に自給率を上げるのがよいのではないかな。
あとは、元スポーツ選手とか、農家やってくれると嬉しいところだけど……

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人口は減ってるのに住宅街に変わっていくのも矛盾だらけよね。
もっと国は、農家や農家が農作業に使う機械メーカーが積極的に農家を手助けできる環境づくりや機械づくりに貢献できるようお金使っていいから、国産をもっと増やして農家をやりたい人を増やす努力してほしい。
農家だけじゃなく家電や機械、部品メーカーも。
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要は円安・国力低下で争奪戦に負けているんでしょう。
昭和の頃はファンタオレンジに代表される、果汁が殆ど入っていない色水オンパレード。
100%オレンジジュースなんぞホテルなど一部でしか提供されない高級品でした。
日本のミカンジュースは加糖していないとかなり酸っぱく子供には
美味しく感じなかったのが、牛肉オレンジの関税が下げられようやく一般民にも果汁100%のジュースが解放され、無糖でもこれだけ甘いのかって感動した記憶があります。
また再び果汁10%とか増えそうな感じですね。
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仮に食料自給率があがったとして、エネルギーがはいってこなくなるど、機械を動かすことやビニールハウスを使用することができなくなり、自給率は大きく下がります。
結局は、有事の際は困ります。それに有事の際でも、お金を出せばどこからか物は調達できます。下手に自給率ことよりも、経済を強くする方が効率的だと思います。
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沢山の意見ありがとうございます!
個人的には政府が率先してロードマップの策定と環境整備、予算配分すべきだと思っております!
具体的には、必要な農地確保や農機具の提供、大規模効率化推進の為の開発協力等政府ができる事と言ったら予算を付ける事で国債発行してやるべきでしょう。
また、若者が参入する際のノウハウや資金を提供するなどメリットも出さないとなかなか生産人口は増えないでしょう。
4-9
自給率をあげたいのはやまやまだが、日本は山が多く、耕作可能面積が狭いのがネックなんだよね。肥料も外国に頼らなくてはならない。
努力はしつつも、やはり工業製品や知識集約型の産業メインに力を入れざるを得ない。それだって原料の石油はもちろん、広大な土地が必要となる塩や工業製品に不可欠なソーダも輸入するしかない。
うちに籠ることを考えていては衰退するしかない。やはり前進しなくては日本の未来はない。
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それはちょっと違うと思う。次世代を育てる方が大事では?
第一次産業は自然が相手である事から休みがなく根気がいる、
低賃金、不便な田舎は嫌→今の若者世代と親の大半が嫌がるから。
日本の現状を憂いて農業・水産高校で頑張ってる子達もいます。>ian********14分前
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>だからこそ自給率向上と国内の第一次産業を育てる必要があるんだ。
そのためには消費者が高くても国産を買わないと無理。
今までそうはしてこなかったから衰退してきたんでしょうに。

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円安と原油価格の高騰も大いに影響があるのでしょう。
農機具の燃料は勿論のこと、近代農業に不可欠な化学肥料や殺虫剤も原料は原油です。
つまり、農産物を食べるということは、石油を食べていることであると言っても過言ではありません。そして、原油に限らず、商品の決済は米ドルで行なわれております。
これらを踏まえると柑橘類に限らず農産物全般の価格が安くなる要素がありません。
国産、舶来に関わらず農産物の価格の高止まりが続くでしょうね。


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