全国各地で猛暑日が相次ぐ中、清涼飲料水が一部で品切れする事態になっている。涼を求める家族連れでにぎわう屋外プールは水温管理に苦心。影響は東京ディズニーランド(TDL、千葉県浦安市)などにも広がっており、あまりの暑さに企業も戸惑い気味だ。
コカ・コーラボトラーズジャパン(東京)は、スポーツ飲料「アクエリアス冷凍ペット490ml」の販売を北海道・沖縄を除く地域で21日から休止した。ほぼ全国的に梅雨が明けた今月中旬に需要が急増し、在庫が底をついたためで、8月上旬の販売再開を目指す。
大塚製薬の「ポカリスエット」は一部の小売店で入荷待ちが発生。同社広報は「注文が予想をはるかに上回った。在庫はあるが、運送会社も手いっぱいで配送手段がない」と説明している。
としまえん(東京都練馬区)のプールは、あまりの暑さに水温が上がってしまうのが悩み。水質維持のために定期的に新しい水道水や井戸水を注入しているが、その回数を増やして冷たさを感じられるよう水温を30度以下に抑えている。
屋外施設では熱中症防止も課題だ。西武園ゆうえんち(埼玉県所沢市)は14日以降、大観覧車の運行をほぼ終日停止。
「1周20分かかるので危機管理の観点から自主規制した」といい、25日以降もゴンドラ内の温度を計測して運行可否を判断する。TDLと東京ディズニーシー(浦安市)は、観客や出演者の健康に配慮し、日中のパレードやショーを14日以降、計5回中止した。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180724-00000160-jij-bus_all
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