◇第100回全国高校野球選手権記念大会第13日・3回戦 金足農5―4横浜(2018年8月17日 甲子園)
第100回全国高校野球選手権大会の第13日は17日、甲子園球場で3回戦の4試合が行われ、第2試合は、金足農(秋田)が横浜(南神奈川)に5-4と逆転勝ちし、95年以来23年ぶりの8強進出を決めた。
今秋ドラフト1位候補の右腕・吉田輝星投手(3年)が3試合連続となる2桁三振を奪うなど、9回4失点の熱投、打っては、3回の2ランを含む3安打を放つなど投打で躍動した。
先制したのは横浜だった。先頭の山崎が右翼手の頭上を越える三塁打を放つと、続く河原木の一ゴロの間に山崎が生還。さらに2死満塁から、吉田の暴投で1点を追加し、この回2点を先制した。
2点を追う金足農は3回1死三塁、3番・吉田が中堅左に2ランを放って同点。6、7回に1点ずつを奪われたが、2点を追う8回1死一、二塁から6番・高橋の中堅への逆転3ラン。土壇場で試合をひっくり返してみせた。
エース吉田は、立ち上がりから制球に苦しみ、いきなり2点を献上したが、3回に自身の同点2ランでリズムを取り戻すと、マウンドで躍動した。初戦の鹿児島実(鹿児島)戦で157球、2回戦の大垣日大(岐阜)戦で154球を投げ、
この日も164球の力投。9回164球を投げ抜き、12安打4失点、奪三振は14と、09年の智弁和歌山・岡田以来となる3試合連続の2桁奪三振を記録した。9回の161球目には自己最速タイの150キロを記録した。
横浜は初回に先制、同点で迎えた6回に勝ち越し、7回には貴重な追加点。しかし、8回に先発の板川が逆転3ランを浴びて、08年以来10年ぶりの準々決勝進出はならなかった。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180817-00000088-spnannex-base
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