勝ち点、得失点差、総得点で並ぶ。19日のアジア大会グループリーグ第3戦ベトナム戦は、両チームがまったく同じ状況で試合を迎えることになった。
日本は14日の初戦ネパール戦をMF三笘薫(筑波大)のゴールで1-0で制すと、16日の第2戦パキスタン戦ではW岩崎悠人(京都)の2ゴールに加え、FW旗手怜央(順大)、FW前田大然(松本)がネットを揺らし、4-0の完封勝利で2連勝を飾った。
一方のベトナムは初戦パキスタン戦で3-0、続く第2戦ネパール戦で2-0の完封勝利を収め、同じく2連勝で日本戦へ。この結果、両チームともに勝ち点「6」、得失点差「+5」、総得点「5」とまったく同じ状況で第3戦を迎えることになった。
第3戦で勝敗がつけば順位は問題なく確定。しかし引き分けになった場合は、勝ち点、得失点差、総得点が同じになる。そのため、当該チームが最終戦を行っていることから、大会規定によってPK戦が適用されることに。
経験豊富な山本昌邦技術委員会副委員長も「見たことも聞いたこともない」と語ったように、“前代未聞”のPK戦によって順位が決まる可能性が出てきた。
しかし、勝利すれば文句なしの首位通過が決まる状況であり、MF神谷優太(愛媛)は「もちろん全員勝つつもりでいる」とキッパリと語った。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180818-01682994-gekisaka-socc
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