大阪府警富田林署の面会室から男が逃走した事件で、富田林署捜査本部が府内の空き家や倉庫などを重点的に捜索していることが20日、捜査関係者への取材で分かった。
指名手配されている樋田淳也容疑者(30)は貸しガレージを使っていたことがあり、捜査本部はこうした場所に潜伏している可能性があるとみて、引き続き約3千人態勢で行方を追っている。
捜査関係者によると、樋田容疑者は逃走直後の12日午後8時半ごろ、富田林署近くで自転車を盗んで北上。署の北約10キロにある同府松原市にある樋田容疑者の実家近くの路上では、同11時から約1時間の間に黒いミニバイクが盗まれた。
その後、13日と14日の夜間、松原市に隣接する同府羽曳野市と大阪市平野区、生野区で、黒っぽいミニバイクを使ったひったくり事件が発生。捜査本部は樋田容疑者の犯行の可能性があるとみて捜査している。
一方、樋田容疑者は以前、実家近くでガレージを借りていた。府警が5月に別事件で樋田容疑者を逮捕した際、このガレージを捜索したところ、ひったくり事件の被害品などが見つかった。
捜査本部は樋田容疑者が当時、このガレージを拠点にひったくりを繰り返していた疑いがあるとみており、今回もこうした場所に潜伏している可能性があると判断。所有者らに協力を求めるなどして、空き家や倉庫を捜索している。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180820-00000522-san-soci
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