ジャカルタ・アジア大会は第3日の20日、競泳の女子50メートルバタフライで池江璃花子(ルネサンス)が25秒55の大会新記録で金メダルを獲得した。
池江は続いて100メートル自由形も53秒27の大会新記録で優勝した。19日の女子400メートルリレーに続き3冠。今大会は個人、リレーで計8種目に出場予定で、目標とする最優秀選手賞(MVP)に向けて着実に進んでいる。
18歳の池江に連戦の疲れは関係なかった。今月9~12日に東京で行われたパンパシフィック選手権では日本のエースとして計12レースに出場。
ジャカルタに乗り込み、中6日で19日の女子400メートルリレーに登場。中国の6連覇を阻止し、代名詞とも言える日本記録をマーク。「まず金メダルを1個取らないと始まらない。良い流れができた」と納得の表情だった。
ジャカルタ到着後はのどを痛め、体もだるく風邪気味の症状が続いた。選手村はシャワーから湯が出ないなど異国の環境に当初は戸惑ったが、すぐに切り替えた。昨年9月の国民体育大会では台風が接近して雨が降りしきる屋外プールで、日本新を記録したことが自信につながっている。
競泳会場で練習を始めると体調も回復して、本番に向けてスイッチが入った。初のアジア大会で池江は何度、表彰台の真ん中に立つのか。期待は膨らむばかりだ。【村上正】
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180820-00000106-mai-spo
みんなのコメント