ルノーF1チームを率いるシリル・アビテブール(マネジングディレクター)が、レッドブルのホンダに関するコメントは「ジョーク」だと語った。
レッドブルは長年にわたってエンジンサプライヤーを務めていたルノーとの関係を今年限りで解消し、来年からはホンダと手を組むことを決断。
近年ルノーとの関係が悪化の方向にあったレッドブルだが、今季もたびたびルノーに対する批判を繰り返してきた。その一方で、ホンダと組む来季以降に大きな自信を持っているという趣旨のメッセージをたびたび発言している。
■リカルドはレッドブル・ホンダを信じられなかった
こうした中、アビテブールは今季のF1第13戦ベルギーGPが開催されているスパ・フランコルシャンで次のように語った。
「ダニエル(リカルド)は、ホンダが完ぺきだと言わんばかりのレッドブルのメッセージにあまり感心できていなかったのだと私は思っている」
「それはルノーに対しては完全に不当なものだ。ホンダは進歩途上にあるが、トロロッソの発言内容と同時にホンダが11番手か12番手でしかないエンジンであることを見れば、これは冗談だとしか言えないね」
「ピエール・ガスリーのようなドライバーにはそれで影響を与えることもできるだろう。だが、ダニエルのようなドライバーには無理だよ」
「ダニエルはホンダがそれほど完ぺきだと信じてはいないと思う」
■ルノーは常に事実を提示している
そう語ったアビテブールは、ルノーはリカルドにオファーするにあたっては今後のことについてもつつみ隠さず正直に話をしたと次のように続けた。
「我々は常に事実を明らかにしている」
「ダニエルは我々のオファーが財政的な面でどういうものなのかは分かっていた。だが、技術的な可能性に関しては、我々が自分たちが何をしなくてはならないかということを分かっているんだ」
そう語ったアビテブールは次のように付け加えている。
「我々は自分たちがまだレッドブル・レーシングのレベルにはないことが分かっているし、2019年にもそこまでいくのは無理だろう。ダニエルもこのことは分かっているよ」
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180826-00000007-fliv-moto
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