第18回アジア競技大会の準決勝が28日に行われ、日本女子代表(なでしこジャパン)が韓国女子代表を2-1で下した。
最初に試合を動かしたのはなでしこジャパンだった。5分、敵陣左サイド浅い位置から相手ディフェンスラインにボールが出ると、抜け出した菅澤優衣香が右足アウトサイドで流し込み、先制点を奪った。
韓国がイ・ヒョニョンの負傷により早くも交代カードを一枚使い、このままなでしこジャパンが試合を優位に進めるかと思われたが、14分にゴールバー直撃のシュートを放たれ、20分には清水梨紗のスーパープレーがあったものの決定的なチャンスを作られるなど、厳しい時間帯が続いた。
後半に入ってもなかなか攻めあぐねていたなでしこジャパンは68分、左サイド深い位置でボールを持たれると、中央へクロスをあげさせてしまう。ファーサイドに流れたイ・ミナにヘディング弾を叩き込まれてしまった。
韓国の勢いをなんとかしのぐと、試合終盤に日本の時間がやってくる。すると86分、長谷川唯が敵陣右サイドからクロスをあげると、ファーサイドで待っていた菅澤が折り返す。イム・ソンジュが反応したが、頭で触れたボールがそのままゴールに吸い込まれ、思わぬ形で追加点を挙げた。
試合はこのまま終了し、なでしこジャパンは宿敵韓国を下して決勝戦に進出。決勝戦は8月31日に行われる。
【スコア】
日本女子代表 2-1 韓国女子代表【得点者】
日本女子代表:菅澤優衣香(5分)、イム・ソンジュ(86分 オウンゴール)
韓国女子代表:イ・ミナ(68分)【スターティングメンバー】
日本女子代表(4-4-2)
山下杏也加;清水梨紗、鮫島彩、三宅史織、有吉佐織、國武愛美(50分 阪口萌乃);中島依美(77分 籾木結花)、中里優(50分 隅田凜)、長谷川唯;岩渕真奈、菅澤優衣香韓国女子代表(4-3-3)
ユン・ヨングル;チャン・スルギ、シン・ダムヨン(66分 イ・ウンミ)、イム・ソンジュ、キム・ヒェリ;イ・ミナ、チョ・ソヒョン、チ・ソヨン;チョン・ガウル(61分 ソン・ファヨン)、イ・グンミン、イ・ヒョニョン(16分 ムン・ミラ)SOCCER KING
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180828-00821099-soccerk-socc
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