外務省は29日の自民党外交部会などの合同会議に、2019年度予算の概算要求案を提示した。
総額は18年度当初予算と比べて16.3%増の8102億円。河野太郎外相が提起した外相専用機の導入に関する経費の計上は見送った。
河野氏は昨年8月の就任以来、ハイペースで海外へ出張。民間機での移動は非効率だとして、専用機の必要性を繰り返し訴えていた。
ただ、導入には100億円弱の取得費に加え、毎年の維持・管理費も必要となる。このため、外務省は要求を見送り、代替策としてチャーター機利用の関連経費を、当初予算の7000万円から9億6000万円へと大幅に増額した。
19年は大規模な国際行事が目白押しで、関連経費として345億円を計上。内訳は6月の20カ国・地域(G20)首脳会議に247億円、8月のアフリカ開発会議(TICAD)に12億円、10月の皇太子さまの新天皇即位に伴う式典に85億円など。
政府開発援助(ODA)は当初比14.3%増の4967億円。「自由で開かれたインド太平洋戦略」を具体化するためのインフラ整備などに充てる。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180829-00000092-jij-pol
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