台風21号が4日(火)~5日(水)にかけて、本州に接近・上陸するおそれがあります。スピードを上げて近づく可能性があるため、早めに対策を済ませてください。
秋雨前線の影響で、北陸など日本海側を中心にすでに大雨になり、土砂災害の危険度が高くなっています。さらに、来週前半には、台風21号が接近するため、引き続き警戒が必要です。
現在、台風21号は、日本の南海上で、「猛烈な勢力」にまで発達しています。これは台風の強さを表すランクの中で最強のもので、4日(火)~5日(水)にかけて、日本列島を縦断する進路を取る見込みです。
この後、少し勢力は衰えますが、災害をもたらすおそれは十分にあります。
また、秋の台風は、本州に近づくと、急激にスピードを上げることが特徴です。本州へ接近前は、時速20キロほどの少し速めの自転車並みのペースで近づきますが、接近してからは上空の風に流されて、
時速60キロと一気に速度を上げる見込みです。このため、現在の予想より早く台風が接近し、急激に雨や風が強まるおそれがあります。
遅くとも晴れ間のある、3日(月)の日中までに、早めの対策をお願いします。
(気象予報士・片山美紀)引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180901-00010001-wmapv-soci
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