気象庁は、兵庫県、大阪府、京都府で、災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。
兵庫県、大阪府、京都府では、過去の重大な土砂災害や洪水害発生時に匹敵する極めて危険な状況となっていて、各自が安全確保を図るなど、躊躇なく適切な防災行動をとる必要がある。
【記録的短時間大雨情報 1時間雨量】
大阪府
能勢町付近 約100ミリ(午前3時00分)
京都府
亀岡市付近 約100ミリ(午前3時00分)
南丹市八木町八木大橋 92ミリ(午前3時10分)
北区付近 約90ミリ(午前3時30分)
右京区南部付近 約90ミリ(午前3時30分)
右京区北部付近 約90ミリ(午前3時30分)
兵庫県
猪名川町付近 約110ミリ(午前3時00分)前線が西日本に停滞していて、この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、近畿地方では大気の状態が非常に不安定となっている。前線は、10日頃にかけて西日本付近に停滞する見込みで、局地的な非常に激しい雨に警戒が必要だ。
近畿地方では、8日は局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがある。
■9日午前0時までの24時間の予想雨量(多い所)
近畿北部 80ミリ
近畿中部 100ミリ
近畿南部 100ミリ
■その後、10 日午前0時まで24時間降水量(多い所)
近畿北部 50~100ミリ
近畿中部 100~150ミリ
近畿南部 50~100ミリ
10日にかけて断続的に雨が続くため、総降水量は更に増える見込み。記録的短時間大雨情報とは
1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる。引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180908-00010000-wmap-soci
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