右肘の靭帯に新たな損傷が見つかったエンゼルスの大谷翔平投手(24)が7日(日本時間8日)、ホワイトソックス戦の試合前に取材に応じ、
「このままシーズンをしっかり最後まで自分らしくプレーしたい」と、最終戦まで打者として出場する意思を示した。
靭帯の再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けるかどうかは10日(同11日)の球団との話し合いで決めると言い、「いくつか選択肢があるので、その中の一つを選択して進んでいこうという感じかなと思います」と現時点では何も決まっていないとした。
また、二刀流継続については「僕もそう思ってますし、球団もそう思ってるので、今のところはその方向で進むつもりですし、今回はこういうけがをしましたけど、この先、これ以上のけががあるかもしれないので、
どうなるかっていうのは分からないですけど、やれることをやりたいなと思いますし、まだシーズンは終わってないので、まずはやれることをしっかりやりたいなと思います」と強い気持ちを言葉にした。
大谷は2日のアストロズ戦で88日ぶりに投手として復帰。一回に160キロの速球を披露したが、一回を投げ終えた後に腰に張り、
さらに二回の守備では右手に打球を当てるアクシデント。三回から球速が8~10キロ落ち、2ランを被弾した。2回1/3、49球で降板。試合後のソーシア監督は球速が落ちた原因を腰と右手の負傷と説明していた。
大谷は復帰登板から一夜明けた3日、球団広報を通じて「試合のレベル(の投球)なんで多少、張りはあります」と、右肘の異変を語っていたが、4日の試合前にはキャッチボールで67球を投げるなど、順調に回復している様子だった。
しかし、5日になっても張りが収まらないため、MRI(磁気共鳴画像装置)検査を受けたところ、右肘内側側副靭帯に新たな損傷が見つかり、医師からは手術を勧告された。打者としてプレーするには支障がないため、
この日のレンジャーズ戦に「3番・指名打者」で出場。2本塁打を含む4打数4安打3打点と打ちまくり、メジャー1年目の日本選手では城島に並ぶ18本塁打を記録し、試合前のショックを吹き飛ばした。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180908-00000028-dal-spo
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