全米オープンテニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は大会13日目の8日、女子シングルス決勝が行われ、
第20シードの大坂なおみが第17シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)を6-2, 6-4のストレートで破り、日本人男女を通じて史上初となる四大大会優勝の快挙を成し遂げた。
センターコートのアーサー・アッシュ・スタジアムで行われた決勝戦、両者激しい打ち合いから先手を打ったのは大坂で、第1セットの第3ゲームでセリーナの強打を振り切ると、最後はダブルフォルトを誘い出してブレークに成功。
その後も冷静なストローク戦で左右へ振った大坂が主導権を握り、ゲームカウント5-1とリードして流れを引き寄せてこのセットを先取。
第2セット、大坂は第4ゲームで4度のデュースの末にリターンエースを決められるなどで、この日初のブレークを許す。しかし、続く第5ゲームで2本連続のダブルフォルトを犯すセリーナからブレークバックすると、第7ゲームもブレーク。
その直後、2度の警告を受けて主審に怒りをあらわにしたセリーナは第8ゲームでゲームペナルティを科せられるハプニングが起きた。
以降も集中を切らさない大坂が勝利を手にして金字塔を打ち立て、今年3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、プレミア・マンダトリー)1回戦に続きセリーナから2勝目をあげた。
20歳の大坂は今年3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、プレミア・ マンダトリー)でツアー初優勝を飾っている。
一方、敗れたセリーナは2014年以来4年ぶり7度目の優勝とはならなかった。もし大坂に勝利していると、M・コート(オーストラリア)に並ぶ歴代最多タイの四大大会24勝目だった。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180909-00010002-tennisnet-spo
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