自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が性的少数者(LGBT)は「生産性がない」と月刊誌「新潮45」に寄稿し批判を受けた問題で、同誌を発行する新潮社は21日、
杉田氏を擁護する論考などをまとめた誌面企画について、「偏見と認識不足に満ちた表現があった」とする佐藤隆信社長のコメントを出した。
同誌は8月号で「『LGBT』支援の度が過ぎる」と題した杉田氏の寄稿を掲載。寄稿はLGBTのカップルについて、「子供を作らない、つまり『生産性』がない」などと記され、自民党内からも批判された。
同誌は今月18日発売の10月号では「(寄稿が)見当外れの大バッシングに見舞われた」として、七つの論考で構成する特別企画を掲載。この中には、杉田氏を擁護する論考が複数あった。
21日の佐藤社長のコメントは、特別企画のどの部分が問題なのか明らかにしない形で、「ある部分に関しては、あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられた」と指摘。
「差別やマイノリティーの問題は文学でも大きなテーマ。弊社は今後とも、差別的な表現には十分に配慮する所存だ」とした。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180921-00050126-yom-soci
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